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J-GLOBAL ID:201502261605338515   整理番号:15A0645542

小型のRe(I)ドナー-アクセプター錯体中の電子移動速度の調節

Electron transfer rate modulation in a compact Re(i) donor-acceptor complex
著者 (7件):
資料名:
巻: 44  号: 18  ページ: 8609-8616  発行年: 2015年05月14日 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近,錯体fac-[ReICO)3(DCEB)(3DMABN)](ReEBA)に関して,(10ps)-1の速度定数を有する電荷移動状態の形成が報告されている。ここで,3DMABNは,3-ジメチルアミノベンゾニトリルであり,電子ドナーとして機能し,そしてDCEBは4,4’-(ジカルボキシエチル)-2,2-ビピリジンであり,電子アクセプターとして機能する(Y.Yueら,J.Phys Chem.A,118,10407)。配位子から配位子への電荷移動状態(LLCT)を形成するために,錯体の種々のモードの振動励起により,ReEBAにおける電荷分離反応をいかに調節できるかを研究するために,本研究では,3パルスUVポンプ-IRポンプ-IRプローブ分光法を使用する。3DMABNドナーのシアノ基伸縮モードが励起された場合,大きな速度調節は確認されなかったが,DCEBアクセプターの環伸縮モードが励起された場合,かなりの効果が確認された。3パルス実験における電荷分離状態(LLCT状態)の蓄積は,3つの面カルボニル基の対称伸縮のνSS(CO)のシャープな励起状態振動ピークとして観察された。振動励起が存在する場合,モデリングは電荷分離の割合が約28%増加することを示す。bpy環モードとνSS(CO)の振電結合信号と,bpyからカルボニルへのエネルギー輸送動態は3パルス信号に寄与し,3パルス法を用いて同様に調査した。基底電子状態の同じモード間のエネルギー輸送を,緩和支援二次元赤外(RA 2DIR)分光法により測定した。基底および励起電子状態に関して,4±0.7と5±1.5psのエネルギー輸送時間が確認された。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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第6族,第7族元素の錯体  ,  錯体の赤外・Ramanスペクトル(分子) 

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