抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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琵琶湖周辺に分布する古琵琶湖層群は日本の鮮新-更新統として代表的な陸水成層として研究対象とされてきたが,近年になってその最下部層序の間違いが指摘されている。その間違いを修正するために,33の火山灰層の調査が行われ,広域テフラやそれぞれの対比の検討を行った。その結果,6層の火山灰層が対比され,それによって,最下部層序が確立された。また,修正された層序によれば,古琵琶湖層群はおよそ4.4Maにこの地域の東部で形成がはじまり,この時代の地形的制約によって西部は遅れて堆積が開始されたことが明らかにされた。(著者抄録)