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J-GLOBAL ID:201502261728745832   整理番号:15A0620445

Fe-Mn-Al-C鋼における凝固組織,熱的性質,及び相変態特性に及ぼすマンガン含有量の効果

Effects of Manganese Content on Solidification Structures, Thermal Properties, and Phase Transformation Characteristics in Fe-Mn-Al-C Steels
著者 (9件):
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巻: 46  号:ページ: 1365-1375  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: E0411B  ISSN: 1073-5615  CODEN: MTTBCR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Fe-Mn-Al-C鋼の連続鋳造技術の開発を支援するために,異なるマンガン含有量を有するFe-Mn-Al-C鋼インゴットの凝固組織と相変態の特性を,FactSage(CRCT-ThermFactInc.,Montreal,Canada)により明らかにした。結果は,0Mn鋼の熱伝導率は最大であり,8Mn鋼の熱伝導率は17Mn鋼のそれよりわずかに高いことを示した。マンガンの含有量を増加させると,柱状凝固組織と結晶粒粗大化を促進した。マンガン含有量の増加に伴い,オーステナイト相の質量分率は増加した。最後に,17Mn鋼では,最終的に単一のオーステナイト相を形成した。鋼の平均熱膨張係数は1.3×10<sup>-5</sup>~2.3×10<sup>-5</sup>K<sup>-1</sup>の範囲にあり,これらの値はマンガン含有量の増加と共に増加した。17Mn鋼と8Mn鋼の延性は,873K~1473K(600°C~1200°C)の温度範囲で40%より高いために,矯正操作時の割れは避けられるであろう。しかし,0Mn鋼の延性は,973Kと1123K(700°Cと850°C)間で40%以下であり,連続鋳造工程の間の矯正操作の温度を1173K(900°C)以上にすべきことを示した。マンガンは,オーステナイト相の領域を拡大し,δ-フェライト相領域及びα-フェライト相領域を低減する効果を有した。2.1質量%アルミニウムレベルでは,AlNの析出温度は高い。従って,形成されたAlNは粗大であり,鋼の熱間延性を低下させない。Copyright 2015 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  機械的性質  ,  その他の物理的・機械的性質 

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