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J-GLOBAL ID：201502261768468742   整理番号：15A0187062

コシジロヤマドリ(Syrmaticus soemmerringii ijimae):固有,′準絶滅危惧′日本亜種の個体数変動と生息地選好

Population fluctuation and habitat preference of ljima’s Copper Pheasant Syrmaticus soemmerringii ijimae: an endemic, ‘near threatened’ Japanese subspecies

著者 (8件)： ASHIZAWA Koji (Univ. Miyazaki, Miyazaki, JPN) ,  KAWAJI Noritomo (Forestry and Forest Products Res. Inst., Sapporo, JPN) ,  KAWAJI Noritomo (Rakuno Gakuen Univ., Ebetsu, JPN) ,  TANAKA Akiko (Univ. Miyazaki, Miyazaki, JPN) ,  NAGASE Daigo (Univ. Miyazaki, Miyazaki, JPN) ,  MATSUMOTO Yuta (Univ. Miyazaki, Miyazaki, JPN) ,  TATEMOTO Hideki (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  TSUZUKI Yasuhiro (Univ. Miyazaki, Miyazaki, JPN)
資料名： Ornithological Science  (Ornithological Science)
巻： 13  号： 2  ページ： 77-81  発行年： 2014年12月 
JST資料番号： L4620A  ISSN： 1347-0558  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2002年から2013年まで南九州の2地点においてライントランセクト法によりコシジロヤマドリであるSyrmaticus soemmerringii ijimaeの個体数変動と生息地選好を調査した。調査した12年間に合計536回トランセクトを歩いた(約2150時間,約3590kmの歩行距離を示す)。全遭遇数は127羽しかなく,これは1羽当たり16.9時間または28.3kmであることを示している。遭遇した鳥の数は研究期間を通じて着実に減少しているようだった。遭遇頻度は常緑樹と落葉広葉樹林でより高く,壮齢ヒマラヤスギとイトスギ植林でより低かった。故に本鳥が選好する広葉樹林生息地を増やすことが減少しているコシジロヤマドリ個体数を回復させるための適切な戦略であることが示唆された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 広葉樹林 ,  *嗜好性 ,  九州地方 ,  生物 ,  *数 ,  方式 ,  樹木 ,  マツ科 ,  ヒノキ科 ,  キジ科
準シソーラス用語： *コシジロヤマドリ ,  ヒマラヤスギ ,  ライントランセクト法 ,  観測方法 ,  *個体数 ,  糸杉 ,  準絶滅危惧種 ,  常緑樹 ,  *生息地選好 ,  選好性 ,  南九州

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 固有 ,  絶滅 ,  日本 ,  亜種 ,  個体数 ,  生息地 ,  選好