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J-GLOBAL ID:201502261796676369   整理番号:15A0337163

FSP製造SnO2ナノ粒子の酸化窒素,アセトン,エタノールの検出性能に対するコバルトドーピングの効果

Effects of cobalt doping on nitric oxide, acetone and ethanol sensing performances of FSP-made SnO2 nanoparticles
著者 (6件):
資料名:
巻: 210  ページ: 589-601  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,火炎溶射で生成したCoドープSnO2ナノ粒子のガス検出特性を,ヒト呼気中の酸化窒素(NO),アセトン(C3H6O),エタノール(C2H5OH)ガス検出について,系統的に調べた。電子顕微鏡とX線分析による構造キャラクタリゼーションにより,結晶性の正方晶錫石SnO2構造と,Co2+,Co3+酸化状態のCo置換ドーピングを含む,緩く凝塊化したSnO2ナノ粒子(5-20nm)の生成を確かめた。無添加SnO2とCoドープSnO2センサのガスセンサ特性を,NO,アセトン,エタノールで,系統的に試験した。試験結果は,0.2~0.5wt%の範囲の少ないCoドーピングレベルで,非ドーピングと比べ,NO,アセトン,エタノールに対する検出亢進がもたらされることを示した。とりわけ,0.2wt%CoドープSnO2センサは,350°Cで~1637-1000ppmNOの非常に高い応答を,一方,0.5wt%CoドープSnO2では,~660-2000ppmアセトンと,~806-1000ppmエタノールの高い応答を示した。CoドープSnO2センサは,ppmレベルのNO,アセトン,エタノールの高感度検出として可能性があるが,限定的な選択性を持ち,一般環境,産業,生物医学への適用で役に立つ可能性がある。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  塩基,金属酸化物 

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