文献
J-GLOBAL ID:201502261856829372   整理番号:13A1538367

胃癌と前癌性病変におけるホメオ領域蛋白質Cdx2の発現と重要性

Expression and significance of homeodomain protein Cdx2 in gastric carcinoma and precancerous lesions
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号: 25  ページ: 3296-3302  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】:胃癌(GC)と前癌性病変における尾側関連ホメオボックス転写因子(Cdx2)の発現および重要性を研究する。【方法】:GC,前癌性病変,および正常な胃粘膜におけるCdx2の発現を免疫組織化学法により検出した。ヘマトキシリン-エオジン染色,アルシアンブルー/過ヨウ素酸schiff塩基,および高鉄ジアミン/アルシアンブルー染色により,腸上皮化生(IM)とGCを分類した。【結果】:Cdx2は正常胃粘膜には検出されなかった。Cdx2の発現はIMの87.1%(101/116),異形成の50%(36/72),およびGCの48.2%(41/85)に検出された。Cdx2を発現する細胞は異形成およびGCよりもIMでより多く認められた(P<0.05)。Cdx2発現とIMの種類や異形成の度合いには関係性が認められたなかった。腸型癌腫におけるCdx2の発現はびまん性癌腫や混合型癌腫と比較して有意に高かった(P<0.05)。Cdx2の陽性発現は主として中程度から高度に分化したGCにおいて認められた。核のCdx2発現とリンパ節転移およびGCの腫瘍,結節,および転移のステージには負の関連が認められた(P<0.05)。Cdx2発現陽性患者はCdx2発現陰性患者よりも生存率が高かった(P=0.038)。多変量解析により,Cdx2の発現およびリンパ節転移はGCの独立した予後指標であることが示された(P<0.05)。【結論】:Cdx2はおそらくIMおよび腸型GCと密接に関連しており,またおそらく生物学的に良性であること,また転帰が良好であることを示唆するものである。Cdx2はGCの転帰の予測に有用である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の医学一般  ,  消化器の腫よう 

前のページに戻る