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J-GLOBAL ID：201502261905557707   整理番号：15A0585878

マイクロ波給電を受ける無線LANセンサのためのレクテナを用いたレート適応法の実験

Experiment on Rate Adaptation Scheme with Rectenna for Wireless LAN Sensor Receiving Microwave Power

著者 (7件)： 山下翔大 (京大 大学院情報学研究科) ,  坂口晃一 (京大 大学院情報学研究科) ,  HUANG Yong (京大 生存圏研) ,  山本高至 (京大 大学院情報学研究科) ,  西尾理志 (京大 大学院情報学研究科) ,  守倉正博 (京大 大学院情報学研究科) ,  篠原真毅 (京大 生存圏研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 524(WPT2014 93-111)  ページ： 21-24  発行年： 2015年03月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無線LAN通信と同一周波数帯域のマイクロ波を用いて無線端末を間欠給電する際,端末が給電マイクロ波放射にさらされている間にデータフレーム損失が発生し,それにより伝送レートが低下する。そして,放射中断後もしばらくの間低い伝送レートが用いられることでスループット低下が生じる。本稿では,スループット低下の回避を目的とした,レクテナ出力を用いた給電マイクロ波の放射判定に基づく適応レート制御法の提案を行う。本提案法の性能について評価実験を行った結果,給電マイクロ波が放射されていないときの伝送レートを高く維持することに成功し,スループット低下の回避を実現した。(著者抄録)

シソーラス用語： *送電 ,  *無線LAN ,  *速度制御 ,  適応系 ,  アンテナ ,  通信装置 ,  スループット ,  電磁干渉 ,  電源装置
準シソーラス用語： バッテリレス ,  *マイクロ波電力伝送 ,  *レート制御 ,  レクテナ ,  無線端末

分類 (3件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  送電  (NB05030G) ,  マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W)

引用文献 (4件)：

• N. Imoto, S. Yamashita, T. Ichihara, K. Yamamoto, T. Nishio, M. Morikura, and N. Shinohara, "Experimental investigation of co-channel and adjacent channel operations of microwave power and IEEE 802.11g data transmissions," IEICE Trans. Commun., vol.E97-B, no.9, pp.1835-1842, Sept. 2014.
• "mac80211," http://wireless.kernel.org/en/developers/Documentation/mac80211/.
• "PID," http://wireless.kernel.org/en/developers/Documentation/mac80211/RateControl/PID/.
• "Iperf," http://www.iperf.fr/.

タイトルに関連する用語 (6件)： マイクロ波 ,  給電 ,  無線LAN ,  レクテナ ,  レート適応 ,  実験