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J-GLOBAL ID:201502261979891730   整理番号:15A0733770

微細穴あけ加工における結晶粒径の切り口面への影響

Influence of Grain Size on Sheared Surface in Micropiercing
著者 (6件):
資料名:
巻: 56  号: 652  ページ: 401-406 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0076A  ISSN: 0038-1586  CODEN: SOKAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ステンレス鋼の微細粒鋼材の微細穴あけ加工においては,結晶粒径の微細化に伴い,素材の変形抵抗が増し,工具の摩耗や破損につながることも懸念されるため,マイクロ加工における素材結晶粒径の微細化による,工具摩耗や生産性に及ぼす影響に関する研究が必要である。本研究は,微細穴あけ加工において,連続加工時での加工精度の安定性および工具摩耗に及ぼす素材結晶粒径の影響を実験的に調べ,微細穴あけ加工に適した素材の結晶粒径を見出すことを目的とする。板厚100μmのSUS304材の結晶粒微細化材を,パンチ径φ80μmで小穴あけ加工を行い,5,000ショットの連続した穴あけ加工から,結晶粒径の違いが加工に与える影響を調査した。その結果,1)結晶粒微細化は最大穴あけ荷重のばらつきを抑制する。2)結晶粒の微細化により,パンチの摩耗が進みやすく移着が増え,最大穴あけ荷重が増加する。3)今回の加工条件では,切り口面の安定性は連続加工中に変化し,結晶粒径3.0μm材が最も安定し,加工バランスに優れる,という結論が得られた。
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引用文献 (26件):
  • 1) 早乙女康典:塑性と加工,49-570(2008),614-618.
  • 2) Vollertsen, F., Biermann, D., Hansen, H. N., Jawahir, I. S. & Kuzman, K. :CIRP Annals, <b>86</b>(2009), 566-587.
  • 3) Wang, S. H.(Ed.) :Nanostructured metals and alloys,(2011), 747-786, Woodhead Publishing Limited.
  • 4) 鳥塚史郎:まてりあ,45-6(2006),438-443.
  • 5) Takafumi, K., Takashi, M. & Shiro, T. :Int.J. of Autom. Tech.,<b>5</b>-3(2011), 334-341.
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