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J-GLOBAL ID:201502262307783448   整理番号:15A0718214

タイのAlpinia galanga(L.)Willd.根茎からの植物毒性および抗植物病原菌化合物

Phytotoxic and antiphytopathogenic compounds from Thai Alpinia galanga (L.) Willd. rhizomes
著者 (5件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 87-93  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: W1596A  ISSN: 1444-6162  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植物病原微生物によって起こる雑草や病害の管理は農産物の損失を防ぐために重要である。本研究の目的は,タイのAlpinia galanga(L.)Willd.根茎からの植物毒性および抗植物病原菌物質を同定することであった。A.galanga(ショウガ科)の乾燥根茎抽出物を分離し,レタス(Lactuca sativa L.cv.Great Lakes)とイタリアンライグラス(Lolium multiflorum Lam.cv.Wasefudou)に対する植物毒性およびAlternaria porri,Colletotrichum gloeosporioides,Fusarium oxysporum,Phytophthora nicotianaeに対する抗植物病原菌活性について試験した。トランス-p-クマリルアセタートおよびトランス-p-アセトキシシンナミルアセタ-トと共に,1′-アセトキシカビコールアセタートを主要な成分のひとつとして同定した。トランス-p-クマリルエチルエーテル,トランス-p-クマリルアセタートおよびトランス-p-クマリルアルコールを得るために,1′-アセトキシカビコールアセタートを2%エタノールで加溶媒分解を行った。1′-アセトキシカビコールアセタートは50μgmL-1でレタス苗の根の成長を完全に阻害したが,イタリアンライグラスの成長阻害活性は弱かった。1′-アセトキシカビコールアセタートは15.6および31.5μgmL-1の最少阻害濃度でそれぞれP.nicotianae,A.porriの増殖も阻害した。トランス-p-クマリルアセタート,トランス-p-クマリルエチルエーテル,トランス-p-アセトキシシンナミルアセタ-トの植物成長阻害活性と糸状菌増殖阻害活性は1′-アセトキシカビコールアセタートより低かった。構造活性相関は,1′-アセトキシカビコールアセタートの強い植物毒性と抗病原菌活性が1′-アセトキシ基に依存することを示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  菌類による植物病害 
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