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J-GLOBAL ID:201502262433837120   整理番号:15A0658844

正常およびジエチルニトロサミン誘導肝細胞癌モデルラットでのカウダチンの薬動力学と組織分布

Pharmacokinetics and Tissue Distribution Study of Caudatin in Normal and Diethylnitrosamine-Induced Hepatocellular Carcinoma Model Rats
著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 4225-4237 (WEB ONLY)  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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カウダチンは,Cynanchum auriculatum Royle ex Wightの根瘤である,漢方薬,「baishouwu」から分離された,可能性のある抗腫瘍薬である。著者らの以前の研究では,カウダチンは,何種類かの異なる腫瘍細胞系の中でヒト肝癌細胞系SMMC7721に選択性を示し,更にin vivo試験は,マウスH22固形腫瘍モデルを用い,肝癌に対するカウダチンの阻害作用を検証しているが,著者らが知る限りでは,カウダチンの生物薬剤学的性質は,多くが知られていない。この研究では,1試料を検出するラン時間を4分以内に保ち,ラット血漿と組織でカウダチンを測定する,迅速で,高感度の超高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(UPLC-MS/MS)法を開発し,検証した。通常のラットおよび肝細胞癌(HCC)モデルラットでのカウダチンの薬動力学と組織分布試験を初めて行った。統計学的に有意な違いが,通常のラットとジエチルニトロサミン(DEN)誘導HCCの間で,最大濃度(Cmax),Cmaxに達するまでの時間(Tmax),半減期(t1/2),濃度-時間曲線下面積(AUC0~t,AUC0~∞),平均レジデンス時間(MRT0~t,MRT0~∞)および経口クリアランスに関し観察できた。カウダチンの曝露増加は,HCCモデルラットの血漿と肝臓で見られ,これはHCC疾患治療でのカウダチンの薬理学的効果のより良い理解の助けになる。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  基礎腫よう学一般 
物質索引 (1件):
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