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J-GLOBAL ID:201502262654706321   整理番号:15A0485193

ジスプロシウム-スカンジウム混合金属窒化物クラスタフラーレンの拡張群 炭素ケージサイズ分布に対する希土類金属の役割

An Expanded Family of Dysprosium-Scandium Mixed-Metal Nitride Clusterfullerenes: The Role of the Lanthanide Metal on the Carbon Cage Size Distribution
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巻: 21  号: 15  ページ: 5750-5759  発行年: 2015年04月07日 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ジスプロシウム-スカンジウム(Dy-Sc)混合金属ナイトリドクラスタフラーレン(MMNCF)の大規模群である,DyxSc3-xN@C2n(x=1,2,2n=68,70,76~86)の合成および分離に成功した。これら中,C70およびC82系MMNCFはMMNCFとしては過去に全く分離することができなかった新規の2種のケージであった。DyxSc3-xN@C2nの合成を窒素源としてグアニジウムチオシアネートを用いる”選択的有機固体”法により,およびそれらの分離をリサイクル高速液体クロマトグラフィーにより達成することができた。UV/visNIR(近赤外線)分光分析研究により,DyxSc3-xN@C2nMMNCFのほとんど全てが1eVより大きな光学的エネルギー準位を持つ動力学的に安定なフラーレンであることを示した。この特徴は,C84およびC86のような比較的大きなケージに対し1eVより小さな光学的エネルギー準位を持つ対照物,即ちDy3N@C2n(78≦2n≦88)に対し明らかに異なっていた。DFT計算を組み合わせたFTIR分光分析研究により,分離したDyxSc3-xN@C2n(x=1,2,2n=68,70,76~86)MMNCFの全てのケージ異性体構造の合理的な割り当て配置を可能にした。DyxSc3-xN@C2n(2n=68,70,76~86)の炭素ケージサイズ分布を,既報告Dy3N@C2n(78≦2n≦88)均一NCFおよびDyxSc3-xN@C2n(78≦2n≦88)MMNCF族と比較することにより,中間規模であるDy金属がMMNCFの拡張ケージサイズ分布に関し重要な役割を演じていることがはっきりした。結果として,DyxSc3-xN@C2nMMNCFが今日までの既報告MMNCF族中最大の族であった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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無機化合物一般及び元素  ,  炭素とその化合物 
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