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J-GLOBAL ID:201502262668439881   整理番号:14A0914322

ダウン症候群のTs65Dnマウスモデルの脳における誤調整マイクロRNAの検出と機能注解

Detection and functional annotation of misregulated microRNAs in the brain of the Ts65Dn mouse model of Down syndrome
著者 (6件):
資料名:
巻: 126  号:ページ: 108-113  発行年: 2013年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景】ダウン症候群(DS)における脳減形成症と精神遅滞はニューロン新生の重度な選択的破壊に起因できる。トランスクリプトームの二次崩壊,および原発性遺伝子量不均衡は表現型の原因となる。マイクロRNA(miRNA)発現は脳組織において比較的豊富である。混乱したmiRNA発現はDSにおける病理の基礎となる細胞的事象に寄与するかもしれない。【方法】Ts65Dnマウスの大脳におけるmiRNA発現プロファイル(DSモデル)をリアルタイムRT-PCR配列で検査した。miRNA標的遺伝子発現をリアルタイム定量式PCRとウェスタンブロット法によって検出した。それらの大脳特定標的の予測に基づいて,誤調整miRNAの機能を遺伝子オントロジー(GO)濃縮分析で注釈した。【結果】合計342のmiRNAを検査した。それらの中で,20のmiRNAがTs65Dnマウスの脳における発現低下を示し,これらのうちいくつかは同じファミリーのものであった。miR-200ファミリーの2つの知られている標的(LfngとZeb2)を特異的に選択して,Ts65Dnマウスの大脳におけるそれらの発現を正倍数体のものと比較した。しかしながら,これらの遺伝子のmRNAと蛋白質発現水準で有意差は全く見つけられなかった。それぞれのmiRNAの大脳特定標的の濃縮分析で,著者らは15の差動miRNAが神経系発生に関連するGO生物的プロセスで濃縮された標的遺伝子に有意に影響を与えていることがわかった。【結語】複数の機能上協力的miRNAの混乱した発現はDSの病因の基礎となる細胞的事象に寄与する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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