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J-GLOBAL ID：201502262903656623   整理番号：15A0670583

誘起点双極子とDrude振動子の比較

Comparing induced point-dipoles and Drude oscillators

著者 (5件)： SCHMOLLNGRUBER Michael (Dep. of Computational Biological Chemistry, Univ. of Vienna, Austria. [e-mail]) ,  LESCH Volker ,  SCHROEDER Christian ,  HEUER Andreas ,  STEINHAUSER Othmar
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 22  ページ： 14297-14306  発行年： 2015年06月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 静電相互作用を点電荷のみで記述する古典的分子動力学シミュレーションに原子分極率を追加して電荷のフレキシビリティのモデル化を増強できる。二種の広く使用されるモデル,Drude振動子および誘起点双極子を各CHARMMおよびAMBER実装を用いて系統的に比較研究した。分極性水素原子の必要性および重要性について疑問を呈し,非分極性水素原子について明示的および非明示的実装を比較した。これらすべての分極率モデルにおいて,各原子の分極率強度を10%づつの逐次増分でそれらの値を満たすまで増加させた。テストケースとして選定したイオン液体EMIM^.+.CF₃SO₃^.-.の構造および動力学におよぼす分極率の影響を詳細に検討した。適当なモデル関数を用いて対応する動的および構造データをあてはめた。これにより分極率の影響を示す小さいパラメータセットを導いた。一般に電荷分布のフレキシビリティにより流動性が増大し,構造性は低下した。これは通常イオン液体に共溶媒を添加した場合に生じるので,分極率の包含は大勢として内部溶媒のように働くと見なすことができる。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *点電荷 ,  *双極子 ,  静電相互作用 ,  *固体論 ,  振動子 ,  *計算機シミュレーション ,  *分極率 ,  モデリング ,  原子 ,  分極 ,  *数値解析 ,  イオン液体 ,  電荷分布 ,  流動性
準シソーラス用語： *Drude理論 ,  モデル化 ,  水素原子 ,  *増分解析 ,  *分子動力学シミュレーション

分類 (3件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  分子の電気的・磁気的性質  (BH05032U) ,  融解塩  (CB05050R)

物質索引 (2件)： 1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ,  トリフルオロメタンスルホナート

タイトルに関連する用語 (3件)： 誘起 ,  双極子 ,  振動子