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J-GLOBAL ID：201502262941174209   整理番号：15A0532092

三角板寄生素子付き超低姿勢ダイポールアレーアンテナの素子間結合の検討

著者 (2件)： 花山英治 (職業能力開発総合大) ,  吉田智和 (職業能力開発総合大)
資料名： 職業能力開発総合大学校紀要(Web)
号： 42  ページ： 64-69 (WEB ONLY)  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： U0573A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球-衛星間通信に使用する三角板寄生素子付超低姿勢ダイポールアンテナ(ULPD)を素子アンテナとするアレーアンテナを提案し素子間結合の電気的特性への影響を実験及び数値解析により明らかにした。三角板寄生素子付ULPDアンテナおよびアレーアンテナの構造を示した。アレーアンテナの素子間結合の影響について放射パターンの測定をベクトルネットワークアナライザを用いて行うと共に素子間結合量を定量的に評価する伝送係数による方法を提案し結果を示した。素子の配置方向によりビーム幅を広くしたり狭くすることが可能であり,アンテナ利得において3dbの差,周波数帯域幅において50MHzの幅を許容可能であれば素子間結合の影響は考慮しなくてよいことを示した。

シソーラス用語： *アレイアンテナ ,  *ダイポールアンテナ ,  *姿勢 ,  三角形 ,  回路部品 ,  *アンテナ素子配列 ,  衛星通信 ,  *利得 ,  指向性 ,  アンテナ給電 ,  位相制御 ,  *電磁結合 ,  放射パターン
準シソーラス用語： ダイポールアレイアンテナ ,  *超低姿勢 ,  寄生素子 ,  高利得 ,  素子間結合 ,  ULPD

分類 (1件)： アンテナ  (ND06000M)

引用文献 (9件)：

• R. Baggen, S. Voccaro, and D. L. del Rio.,“Design considerations for compact mobile Ku-band satellite terminals”, Eu CAP2007, pp. 1 - 5, Nov. 2007.
• L. Zaid, G. Kossiavas, J.-Y. Dauvignac, J. Cazajous, and A. Papiernik, “Dual Frequency and Borad-Band Antennas with Stacked QuarterWavelength Elements”, IEEE Trans. Antennas & Propag., vol. 47, no. 4, pp. 654 - 660, Apr. 1999.
• 高橋,中本,大塚,青木,小西,谷島,“衛星搭載用フェーズドアレーアンテナの機械的変形を補正するビーム指向校正方法の校正精度改善に関する検討”, 信学技報,no. AP2008-179,pp. 164 - 174,2009 年1 月.
• 安住,小島,風間,橋本,”二層型MSA を用いたフェーズドアレーアンテナに関する検討”,信学技報, no. NW2008-122,pp. 25 - 30,2008 年11 月.
• 長谷川,安住,橋本,風間,“移動体衛星通信用フェーズドアレーアンテナの一検討”,信学技報,no. AP2009-40,pp. 19 - 23,2009 年6 月.

タイトルに関連する用語 (3件)： 寄生素子 ,  姿勢 ,  素子間結合