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J-GLOBAL ID:201502263006105130   整理番号:15A0646560

プラークのアテローム予防治療を目的としたシリカ-金ナノ粒子:NANOM-FIM試験の結果

Silica-gold nanoparticles for atheroprotective management of plaques: results of the NANOM-FIM trial
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 17  ページ: 8003-8015  発行年: 2015年05月07日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:アテロームの退縮は心臓血管治療における魅力的標的になっている。複数の臨床試験が,ロスバスタチンまたは組換え体ApoA-I Milanoを用いた集中治療が,部分的に全アテローム体積(TAV)を最大6.38mm<sup>3</sup>または14.1mm<sup>3</sup>それぞれ減じることができることを明らかにしている。筆者らが以前実施したナノ技術を使って行った小規模試験では,TAVは最大79.4mm<sup>3</sup>という予想外の減少を示した。方法:観察期間を満了した3試験群(n=180)を対象に,世界初のヒトを対象とした試験(NANOM FIM試験)(NCT01270139)を行い,ナノ粒子(NP)に関する2種類のデリバリー技術およびプラズマ光熱療法(PPTT)の安全性および実行可能性について評価した。患者を(1)シリカ-金NPを生物工学的パッチの形でデリバリーするナノ介入群(n=60),または(2)ナノ-金鉄担持NPを標的化マイクロバブルおよび幹細胞と一緒に磁気誘導システムを使ってデリバリーする介入群(n=60),または(3)ステント移植群(n=60)に割り当てた。一次評価項目は12カ月時のTAVとした。結果:ナノ群の12カ月時の平均TAV減少体積は60.3mm<sup>3</sup>であった(SD:39.5;最低値41.9mm<sup>3</sup>,最高値94.2mm<sup>3</sup>;p<0.05)で,プラークとして平均37.8%(95%CI:31.1%,51.7%;p<0.05)減少した。引き続き行っている臨床フォローアップの無再発生存率は,他の群と比較してナノ群において心臓血管死のリスクが有意に低い事を示した(91.7%対それぞれ81.7%および80%:p<0.05)。標的病変に関係する合併症例はなかった。結論:シリカ-金NPを用いたPPTTでは,冠動脈アテローム性動脈硬化症は有意な退行を示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (1件):
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循環系疾患の治療一般 

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