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J-GLOBAL ID：201502263287508069   整理番号：15A0760211

組換大腸菌におけるイソクエン酸デヒドロゲナーゼ,グルタミン酸シンターゼおよびグルタミン酸デカルボキシラーゼとの間への合成足場蛋白質導入によるグルコースからγ-アミノ酪酸の生産

Production of gamma-aminobutyric acid from glucose by introduction of synthetic scaffolds between isocitrate dehydrogenase, glutamate synthase and glutamate decarboxylase in recombinant Escherichia coli

著者 (4件)： PHAM Van Dung (Dep. of Chemical Engineering, Univ. of Ulsan, 93 Daehakro, Nam-gu, Ulsan 680-749, KOR) ,  LEE Seung Hwan (Dep. of Biotechnology&Bioengineering, Chonnam National Univ., 77 Yongbong-ro, Buk-gu, Gwangju 500-757, KOR) ,  PARK Si Jae (Dep. of Environmental Engineering and Energy, Myongji Univ., San 38-2, Nam-dong, Cheoin-gu, Gyeonggido, Yongin-si ...) ,  HONG Soon Ho (Dep. of Chemical Engineering, Univ. of Ulsan, 93 Daehakro, Nam-gu, Ulsan 680-749, KOR)
資料名： Journal of Biotechnology  (Journal of Biotechnology)
巻： 207  ページ： 52-57  発行年： 2015年08月10日 
JST資料番号： A0456C  ISSN： 0168-1656  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合成足場蛋白質の導入によりグルコースからγ-アミノ酪酸を直接生産するために大腸菌を遺伝子操作した。本研究で,GABA経路(イソクエン酸デヒドロゲナーゼ,グルタミン酸シンターゼおよびグルタミン酸デカルボキシラーゼ)を構成する3つの酵素を,合成足場蛋白質を介して接続した。足場を導入することによって,10g/Lのグルコースから0.92g/LのGABAが生産され,一方,野生型大腸菌ではGABAは生産されなかった。GABAの生産の最適pHおよび温度は,それぞれ,4.5および30°Cであった。競合する代謝ネットワークを遺伝子ノックアウト突然変異により不活性化したときに,1.3g/Lの最大GABA濃度を10g/Lのグルコースから得た。グルコースから直接GABAを生産する組換大腸菌株を蛋白質骨格の導入により構築することに成功した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *大腸菌 ,  イソクエン酸デヒドロゲナーゼ ,  グルタミン酸シンターゼ ,  グルタミン酸デカルボキシラーゼ ,  *タンパク質 ,  *遺伝子操作 ,  水素イオン濃度 ,  ネットワーク ,  遺伝子ターゲティング ,  温度依存性 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  第一アミン ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： 遺伝子ノックアウト ,  最適pH ,  最適温度 ,  *組換大腸菌 ,  *足場蛋白質 ,  代謝ネットワーク

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

物質索引 (2件)： γ-アミノ酪酸 ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (7件)： 組換大腸菌 ,  イソクエン酸デヒドロゲナーゼ ,  グルタミン酸シンターゼ ,  グルタミン酸デカルボキシラーゼ ,  足場蛋白質 ,  グルコース ,  γ-アミノ酪酸