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J-GLOBAL ID:201502263438750053   整理番号:15A0648620

1型糖尿病の妊娠における子癇前症の予測因子としての微量元素

Trace elements as predictors of preeclampsia in type 1 diabetic pregnancy
著者 (16件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 421-430  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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子癇前症(PE)は,すべての妊娠の約5%で発症するが,それは,妊娠前に1型糖尿病(T1DM)を有する女性では数倍に増加する。酸化ストレスの増加および母体血漿中の,抗酸化システムを調節している微量元素の変化がPEに関与している。横断的研究において,非糖尿病の女性では,血漿中の銅および鉄の増加,ならびにマンガン,セレンおよび亜鉛の減少がPEと関連していた。縦断的研究において,著者らは,微量元素の血漿レベルはその後のPEを示すT1DM女性と示さないT1DM女性との間で異なるという仮説を立てた。妊娠第1三半期[妊娠12.2±1.9週,(平均±標準偏差)],第2三半期(21.6±1.5週)および第3三半期(31.5±1.7週)の間,すべてPE発症前に,サンプルを採集した。著者らは,後にPEを発症したT1DM女性23人を,正常血圧のままであったT1DM女性24人と比較した;また,著者らは,基準対照として,非糖尿病性(non-DM)の正常血圧の妊娠女性19人を含めた。微量元素は,誘導結合プラズマ質量分析法により測定した。後にPEを発症したT1DM女性vs.正常血圧のT1DM女性において,血漿亜鉛のみが第1三半期に有意に高かったが,銅:亜鉛比および銅:高比重リポ蛋白質コレステロール比は,妊娠を通じて高かった(すべてP<0.05)。これらの所見は,共変量を調整した後も続いた。より高い銅:亜鉛比は,PEを発症するT1DM女性における酸化ストレスに寄与する可能性がある。酸化促進性因子/抗酸化因子の比は,個々の微量元素レベルよりも効果的に,糖尿病の妊娠におけるPEのリスクを予測するかもしれない。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  動物の代謝と栄養一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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