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J-GLOBAL ID:201502263458492000   整理番号:15A0734839

ジクロフェナクの過マンガン酸塩酸化: pH依存反応速度と開環機構

Permanganate oxidation of diclofenac: The pH-dependent reaction kinetics and a ring-opening mechanism
著者 (6件):
資料名:
巻: 136  ページ: 297-304  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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環境に関係するpH条件(5~9)における過マンガン酸塩(Mn(VII))酸化でのジクロフェナク(DCF)の運命を調べた。回分試験はMn(VII)/ DCF反応の反応速度が二次反応速度則に従い,pH7と20°Cでの見掛けの反応速度定数が1.57±0.02/M・sであることを示した。Mn(VII)の濃度(0.4mM)がDCFの20倍過剰であった場合のDCFの半減期を37.5分と計算した。反応速度のpH依存を調べてMn(VII)とのDCFの反応性がpHの増加と共に低下することを示した。次いで,DCFの種分布を組み込むことによって二次反応速度定数を定量的に記述した。アニオン性DCF(DCF-)の反応性がその中性対応物(DCF0)と比べて低く,誘導および共鳴効果によるアミン窒素の求核性を低減するイオン化カルボン酸基とアミン窒素位置との相互作用によるためと考えられた。さらに,LC-Q-TOF-MS分析に基づいて分解生成物と対応する構造の範囲を提案した。詳細な開環反応機構を次のように提案した。Mn(VII)がアミン部分の攻撃への求電子体として作用し,主要な反応中間体,2,6-ジクロロアニリンと5-ヒドロキシジクロフェナクが生成してさらに変換される。開環,脱炭酸,ヒドロキシル化と環化反応を含む多段プロセスによってさらなる分解が進む。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  酸化,還元  ,  下水,廃水の化学的処理 
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