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J-GLOBAL ID：201502263542007885   整理番号：15A0491538

PCグラウトの流動性評価と品質管理方法に関する研究

RESEARCH ON FLUIDITY EVALUATION AND QUALITY CONTROL OF THE PC-GROUT

著者 (5件)： 細野宏巳 (三井住友建設(株) 土木技術部) ,  山口光俊 ((株)富士ピー・エス 東京本部) ,  野島昭二 (中日本高速道路(株) 名古屋支社 四日市工事事務所) ,  山口隆裕 (極東鋼弦コンクリート振興(株)) ,  辻幸和 (前橋工科大学)
資料名： 土木学会論文集 E2(材料・コンクリート構造)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E2 (Materials and Concrete Structures) (Web))
巻： 71  号： 1  ページ： 72-85 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0203A  ISSN： 2185-6567  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,PCグラウトの流動性を評価するためにJSCE方法とフロー試験にに着目し,種々の粘性を有する14種類のPCグラウトについて,それらを統合的に評価することを検討した.併せて,ISOが国際基準として制定されていく中,日本ではわが国独自のJP漏斗が使用されているために,ISO 14824-3:2012とEN 445:1997に規定されているMarshコーンとの相関性を確認した.さらに,秤を併用した漏斗試験器(自動質量計測方法)を取り入れ,JP漏斗との品質管理の効率化などについての検討を行った.各種の漏斗試験器においては相関関係が強いこと,流下時間とフロー値は,レオロジー特性を示す塑性粘度と降伏値のそれぞれの指標となること,自動質量計測方法は,JP漏斗による流下時間測定よりも精度良くかつより効率的な品質管理ができることなどを提示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *グラウト ,  PCグラウチング ,  プレストレストコンクリート ,  ワーカビリティ ,  *流動性 ,  実験用器具 ,  国際規格 ,  *品質管理 ,  レオロジー ,  粘度 ,  塑性
準シソーラス用語： JP漏斗 ,  Marshコーン ,  *PCグラウト ,  *スランプフロー ,  塑性粘度

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  コンクリート工事  (RA07040G)

引用文献 (6件)：

• 1) 山口光俊,細野宏巳,野島昭二,辻幸和:PCグラウトのレオロジー特性に関する統一試験,第13回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集,pp. 175-178, 2004.10.
• 2) 野島昭二,細野宏巳,呉承寧:PCグラウトのJP漏斗による流下時間による一考察,第23回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集,pp. 41-46, 2014.10.
• 3) (公社)プレストレストコンクリート工学会:PCグラウトの設計施工指針-改定版-,2012.12.
• 4) 山口隆裕,広瀬晴次,笹子和弘,島根征哉:PCグラウトの流動性に関する試験システムの開発研究,プレストレストコンクリート,Vol. 44, No. 5, pp. 77-81, 2002.9.
• 5) Yamaguchi, M., Nojima, S., Tsuji, T. and Yamaguchi, T. : A study on rheology test methods of grout for prestressed concrete, Proceedings of the 2nd fib Congress, Session 14-2, June 2006.

タイトルに関連する用語 (5件)： PCグラウト ,  流動性 ,  評価 ,  品質管理 ,  研究