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J-GLOBAL ID:201502263555172788   整理番号:15A0249032

熱間スタンピング利用に適した温度範囲での熱処理可能な鋼の熱物性

Thermo-physical properties of heat-treatable steels in the temperature range relevant for hot-stamping applications
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 2594-2604  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くの工業プロセスにおいて,生産された鋼部品の機械的性質は鋼の熱物性により直接影響されるが,熱物性は熱処理にも著しく影響する。鋼の実用化を考慮に入れたシミュレーションの質は,入力の量に強く依存するが,それらはしばしば回帰分析もしくは単純な外挿によって生成される。本研究では,熱間スタンピングにつき,そのようなプロセスシミュレーションへの熱物性の影響を提示することを目的とした。熱間スタンピングは,自動車工業において超高強度部品を作るために確立されている方法である。適用される代表的な材料は,低合金鋼の22MnB5である。熱間スタンピングプロセスの間における温度依存の微細構造の変化,とくにγからα’への変態を考慮に入れて,この鋼の熱伝導率を調べた。22MnC55鋼の温度依存の異なる微細構造を対象として,比熱容量,熱膨張係数,密度そして温度伝導率を動的な測定法によって決定した。測定され,そして外挿されたデータに基づいて,熱間スタンピングプロセスの全温度範囲での熱伝導率を決定した。早いγ-α’変態速度を説明するために,新しい確性および外挿方法を用いた。熱伝導率には密度が2次的な影響を与えるのに較べて,熱容量と温度伝導率が主要な影響を及ぼす。オーステナイトの準安定条件(T≧900°C)をマルテンサイト条件(T≦400°C)と比較した。熱伝導率は結晶格子の方位に大きく依存する。面心立方格子(オーステナイト)は体心立方格子(マルテンサイト)に比較して比例的に低い熱伝導率を持つ。オーステナイトからマルテンサイトへの変態の間,展開は線形ではなく,複雑な相互作用に基づいている。本研究の結果は,信頼できるプロセスシミュレーションを行うためには,温度依存の熱伝導率を考慮に入れるべきことを明らかにしている。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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