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J-GLOBAL ID:201502263643412055   整理番号:15A0722774

1916年の台湾総督府による防蟻素材としての中国モミの発表の分析

An Analysis of the Announcement of China-fir as an Anti-Termite Material by the Taiwanese Governor General’s Office in 1916
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 219-224(J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0155A  ISSN: 1347-2852  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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中国モミは,1894年以前には台湾で使われる重要な建築資材で,福州(中国)からの輸入によって台湾にもたらされた。しかし,台湾の日本統治が始まる(1895年から)と台湾総督府は日本材の輸入を奨励したため,中国モミの輸入は減少した。福州の日本領事館の検討によって中国モミの防蟻効果が発表されたのは,1916年10月である。その結果,1917年~1925年の間,台湾でも中国モミの建築資材としての優位性が回復した。しかし,1916年以前と比べて,台湾総督府は中国モミをボイコットしたのに,なぜ防蟻材としての有効性を表明したのであろう,その結果日本スギの台湾での市場価値は低下したのに?台湾総督府の中国南部政策を検証することにより,本稿では,台湾総督府による中国モミの防蟻材料としての発表が,中国・福州への投資を増やし,日本と台湾の政治力・経済力を発展させるためであることを示す。(翻訳著者抄録)
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建築物のその他の絶縁 
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