硫酸溶液中の軟鋼のメチルバイオレットおよび臭化物による腐食抑制

WANG L.; ZHANG S.-W.; GUO Q.; ZHENG H.; LU D.-M.; PENG L.; XION J.

文献

J-GLOBAL ID：201502263655006834 整理番号：15A0717913

硫酸溶液中の軟鋼のメチルバイオレットおよび臭化物による腐食抑制

Corrosion inhibition of mild steel by methyl violet and bromide ion in sulfuric acid solution

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資料名：
巻： 66 号： 6 ページ： 594-602 発行年： 2015年06月
JST資料番号： E0386A ISSN： 0947-5117 CODEN： MTCREQ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

臭化物有無の硫酸溶液中のメチルバイオレットによる軟鋼の腐食抑制挙動を,重量損失,動電位分極,および電気化学インピーダンス分光法により調べた。その結果,軟鋼の腐食は臭化物イオンとメチルバイオレットの組合せで顕著に低減することが分かった。電気化学研究により,メチルバイオレットと臭化物イオンは混合型腐食抑制剤として作用し,陰極および陽極腐食反応を,特に前者において遅延することが分かった。水素発生反応または軟鋼溶解のメカニズムは変化しなかった。腐食反応は電荷移動過程により制御できた。軟鋼への腐食抑制剤の吸着はLangmuir吸着等温モデルに従った。計算した速度論パラメータ(ΔGadso,ΔHadso,ΔSadso,K_ads,およびE_a)から,腐食抑制剤と軟鋼表面の強い相互作用が明らかになった。ΔGadso値から,腐食抑制剤は化学吸着機構により軟鋼表面に吸着することが分かった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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防食

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