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J-GLOBAL ID：201502263657909580   整理番号：15A0540000

マルテンサイト鋼の熱影響部におけるオーステナイト結晶サイズのEBSD画像からの直接推定

Direct estimation of austenitic grain dimensions in heat affected zones of a martensitic steel from EBSD images

著者 (4件)： ALTENDORF H. (Centre of Mathematical Morphology, Mines Paris Tech, Fontainebleau cedex, FRA) ,  FAESSEL M. ,  JEULIN D. ,  LATOURTE F.
資料名： Journal of Microscopy  (Journal of Microscopy)
巻： 258  号： 2  ページ： 87-104  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： B0454B  ISSN： 0022-2720  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子後方散乱回折画像の自動化解析に関連して,著者らは本論文において,元の結晶学的方位マップの基づくマルテンサイト鋼中の旧オーステナイト結晶粒の形態特性を自動的に抽出するための新奇な方法を記す。この定量化は,異方性形状特性を誘起するオーステナイト結晶粒の平均形状の再構築に加えて,特定の方向の平均コード長の概算を含む。このアプローチは,方向喪失角あたりの結晶粒忠実度の決定曲線に関する共分散の形態学的測定に基いている。これらの努力は,一つの事例がP91/P92級鋼の溶接継手中に生じるタイプIV破壊現象である鋼中の結晶粒界局在損傷現象の,微小機械的調査を実施するための現実的なミクロ組織の必要性によって動機づけされる。この破壊は,溶接プロセスの際に生じる熱的な勾配によるミクロ組織の変化によるものである。多結晶集合体中のミクロ組織変化と機械的場局在化の間の関係を正確に捕捉するために,著者らは初めに,ミクロ組織形態の詳細な知識に依存するそのミクロ組織の妥当な確率論的モデルを完成させる必要がある。マルテンサイト鋼は,旧オーステナイト結晶粒,パケットとラスからなる多重規模ミクロ組織を有するため,関係するモデリング戦略は観察した階層構造を考慮して提案されるべきである。この目的により,本論文はミクロ組織中に存在する大規模な実在,即ち,オーステナイト結晶粒に焦点を合わせている。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： マルテンサイト鋼 ,  オーステナイト ,  *溶接熱影響部 ,  *結晶粒度 ,  *電子回折 ,  自動化
準シソーラス用語： *EBSD法

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (7件)： マルテンサイト鋼 ,  熱影響部 ,  オーステナイト ,  結晶 ,  サイズ ,  EBSD ,  推定