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J-GLOBAL ID：201502264059667145   整理番号：15A0472245

燃焼-紫外蛍光法による鋼中微量硫黄の高精度定量法の開発

著者 (5件)： 城代哲史 (JFEスチール スチール研) ,  藤本京子 (JFEテクノリサーチ) ,  佐藤馨 (JFEスチール スチール研) ,  猪瀬匡生 (JFEスチール スチール研) ,  吉本修 (JFEテクノリサーチ)
資料名： 鉄と鋼
巻： 101  号： 4  ページ： 237-243  発行年： 2015年04月01日 
JST資料番号： F0332A  ISSN： 0021-1575  CODEN： TEHAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄鋼中の硫黄成分は強度や耐食性などの諸特性に悪影響を与えるため,近年では溶鋼の硫黄濃度は5mass ppm以下に低減されている。本研究では,吸光法より高感度の蛍光法に着目し,高周波燃焼法と組合せることで,迅速性と高精度を両立した新たな鋼中微量硫黄定量法を開発した。鉄鋼認証標準物質を高周波燃焼して発生した燃焼ガスに励起光を照射し,ICCD検出器で蛍光を測定した。鉄鋼燃焼ガス中の二酸化硫黄の蛍光スペクトル測定および共存成分の影響を調査した。現行の燃焼-赤外線吸収法と同等の測定時間や簡便な操作によって,現行法の約1/5の定量下限0.5mass ppmで鋼中の微量硫黄定量を可能とする燃焼-紫外蛍光法を開発できた。

シソーラス用語： *鉄鋼 ,  *微量分析 ,  *硫黄 ,  不純物 ,  *定量分析 ,  蛍光分光法 ,  電荷結合素子 ,  高周波加熱 ,  燃焼ガス ,  二酸化硫黄 ,  迅速分析 ,  検出限界 ,  測定精度 ,  時間 ,  認証標準物質 ,  再現性 ,  放射強度 ,  紫外線照射
準シソーラス用語： 蛍光スペクトル法 ,  測定時間 ,  蛍光強度

分類 (2件)： その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  無機物質中の元素の各種分析  (CC08022Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 燃焼 ,  鋼 ,  硫黄 ,  定量法 ,  開発