抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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リンは現代農業における食品製造にための非再生可能源であり,水体中の富栄養化の主要原因である。水/廃水からのリンの除去および回収の両方が重要である。活性化酸化アルミニウム(AAO)および酸化ランタン(LO)のリン酸塩吸着性能を調べた。AAOおよびLOに対してそれぞれ20.88mg/gおよび46.95mg/gのLangmuir吸着容量が達成された。AAOによる効率的リン酸塩除去は,酸性pH条件(<約5.0)下でのみ達成され,一方,LOによる除去はpH<10.5では大きくは影響されなかった。吸着機構は,配位子交換プロセスとして説明され,単員非プロトン種(≡La-OP<sub>3</sub>)の表面錯体が,LOにおいてFTIRによって同定された。リン酸塩の吸着は,特にLOでは,全く選択的だった。約5.0mg P/Lから<0.5mg P/Lへとリン酸塩水準を低めるのに要する投与量は,LOでは0.08~0.1g/L,AAOでは1.2g/Lと決められた。AAOでは,吸着したリン酸塩は0.1M NaOHによる処理によって完全に脱着され,一方,LOでは,酸処理(0.5M HCl)および塩基処理(12.5M NaOH)の両方が実現可能であった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.