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J-GLOBAL ID：201502264348765180   整理番号：15A0170029

LiAl_n^-(n=3-13)クラスターの幾何学構造とs-pハイブリッド形成の関係の理論研究

Theoretical Study on the Relationship between the Geometric Change and the s-p Hybridization Formation of LiAl_n^- Clusters (n = 3-13)

著者 (3件)： ISHIBASHI Chiaki (Dep. of Life and Environmental Sciences, Graduate School of Engineering, Chiba Inst. of Technol.) ,  MATSUZAWA Hidenori (Dep. of Life and Environmental Sciences, Graduate School of Engineering, Chiba Inst. of Technol.) ,  MATSUZAWA Hidenori (Dep. of Chemistry, Center of Education, Chiba Inst. of Technol.)
資料名： Bulletin of the Chemical Society of Japan  (Bulletin of the Chemical Society of Japan)
巻： 87  号： 12  ページ： 1391-1401 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： G0450A  ISSN： 0009-2673  CODEN： BCSJA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： LiAl_n^-(n=3-13)クラスターの幾何学・電子構造と光電子スペクトル(PES)の間の関係を調べた。基底状態と低位状態の配置をB3LYP計算を利用して最適化した。大きなPESピークの帰属は,計算による断熱脱離エネルギー(ADE)と垂直脱離エネルギー(VDE)の値に基づいた。n=6以下のクラスターのPESピーク(図2)は,Alの3pに大部分が起因し,n=9以上のPESピークは,Alの3s-3p(s-p)に起因する。このピークのパターンは,幾何学的特徴の変化に伴うs-pハイブリッド形成のために生じる。Al骨格中の高配位Al原子とLi原子が,n≧9でのs-pハイブリッド形成で重要な役割を果すことが示唆された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *リチウム ,  *アルミニウム ,  *金属クラスタ ,  構造 ,  *電子構造 ,  光電子スペクトル ,  密度汎関数法 ,  エネルギー ,  分子軌道法 ,  Kohn-Sham方程式
準シソーラス用語： *幾何構造 ,  B3LYP ,  脱離エネルギー

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： クラスター ,  幾何学 ,  ハイブリッド形成 ,  理論 ,  研究