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J-GLOBAL ID:201502264422705623   整理番号:15A0422196

ボルネオの熱帯湿潤多雨林中の焼畑耕作後の森林再生中の林縁生息チョウ類の種の豊かさにおけるクロノシーケンス的変化

Chronosequential changes in species richness of forest-edge-dwelling butterflies during forest restoration after swidden cultivation in a humid tropical rainforest region in Borneo
著者 (18件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 125-134  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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昆虫の多様性に対する伐採の影響を調査した多数の研究とは対照的に,森林再生中の多様性の回復に焦点をあてた研究は少ない。本稿では,ボルネオの熱帯湿潤多雨林地域における焼畑耕作の休止後の森林再生中のチョウの種の豊かさの回復またはクロノシーケンス的変化を調査した。焼畑耕作休止後の経過年数の異なる(<3,5~13,および20~60年の休耕と孤立林および大面積原生林)林分の隣接端部の開放生息場所における21研究地点のチョウ類のセンサスを行い,132チョウ類種の存在または不在を得た。観測した種の累積数は休耕の3タイプより2タイプの原生林で有意に高く,若い休耕地より古い休耕地で高く,2旧休耕地間では有意差がなかった。最旧休耕地と孤立原生林における種数は大面積原生林からの距離とともに減少し,休耕地で観測されたチョウ類の大部分は原生林でも観測された。これらの結果により,林縁生息チョウ類の種の豊かさは森林再生の初期20年間で回復され,その回復ペースはその後減少し,周囲の大面積原生林の存在に依存することを示した。また森林断片化がチョウ類の多様性を減少させることも示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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森林生物学一般  ,  生態系  ,  森林の天然更新 
引用文献 (62件):

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