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J-GLOBAL ID：201502264426677675   整理番号：15A0399962

事例:革新的な残渣油分解触媒がFCC装置の障害を除去する

Case history: Innovative resid-cracking catalyst debottlenecks FCC unit

著者 (5件)： JOLLIEN Y.-A. (Tamoil, Collombey, CHE) ,  KEELEY C. (BASF) ,  MAYOL J. (BASF) ,  RIVA S. (BASF) ,  KOMVOKIS V. (BASF)
資料名： Hydrocarbon Processing  (Hydrocarbon Processing)
巻： 94  号： 2  ページ： 65-66  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： D0303A  ISSN： 0018-8190  CODEN： HYPRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Tamoil社のCollombey製油所では,残渣油流動接触分解装置(RFCCU)の触媒について,レアアースの市場価格を考慮し,性能とコストを評価して最適なものに変更することを目指して2011年より検討を開始し,従来品に対し,レアアースの少ない代替品によるテストを実施した。この代替品ではLPGの収率上昇と,残渣油収率の上昇が見られたが,LPGの増加により運転制約が発生したため,この代替品の採用は断念した。更に検討を加え,パイロットプラントでのテストを行った後,レアアースの少ない新触媒が提案された。2012年にこの新触媒による試験を実施した結果,運転には何のトラブルも発生しなかった。性能的には,ガソリンの収率等で従来品と同等の結果が得られた他,LPGの収率,残渣油の分解率とも改善が認められた。この新触媒の採用により,経済的評価を実施した結果においても,相当の利益改善に繋がった。

シソーラス用語： *流動接触分解 ,  *製油所 ,  蒸留副産物 ,  残油 ,  液化石油ガス ,  *触媒 ,  ガソリン ,  評価
準シソーラス用語： 蒸留残渣 ,  経済的評価

分類 (1件)： 石油精製一般  (YF02010M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 残渣油 ,  分解触媒 ,  FCC ,  障害