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J-GLOBAL ID：201502264475321819   整理番号：15A0046200

強化された結合能を有する新規キメラキチナーゼの物理化学的研究【Powered by NICT】

Physicochemical study of a novel chimeric chitinase with enhanced binding ability

著者 (5件)： Matroodi Soheila (National Inst. of Genetic Engineering and Biotechnology, Iran, Tehran) ,  Zamani Mohammadreza (National Inst. of Genetic Engineering and Biotechnology, Iran, Tehran) ,  Haghbeen Kamahldin (National Inst. of Genetic Engineering and Biotechnology, Iran, Tehran) ,  Motallebi Mostafa (National Inst. of Genetic Engineering and Biotechnology, Iran, Tehran) ,  Aminzadeh Saeed (National Inst. of Genetic Engineering and Biotechnology, Iran, Tehran)
資料名： Acta Biochimica et Biophysica Sinica  (Acta Biochimica et Biophysica Sinica)
巻： 45  号： 10  ページ： 845-856  発行年： 2013年 
JST資料番号： C2551A  ISSN： 1672-9145  CODEN： ABBSC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストラリア (AUS)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キチナーゼは,多様な用途を持つことが期待されるとして遅反応が重要な酵素である。結合の品質を高めるのにキチン結合ドメイン(ChBD)の役割は,キチナーゼの意図的工学のための重要な情報である。キチナーゼ,ChBDを自然に欠いているが既知のChBDの融合によりハイブリッドキチナーゼを作製するアイデアは,特に生体制御目的のために興味がある。それ故,本研究では,霊菌のキチナーゼBのChBDを選択し,融合真菌キチナーゼ,Trichoderma atroviride Chit42することであった。Chit42とchemric Chit42(ChC)の両方は,0.83分と1.07分の~(1),それぞれ,同じ最適温度(40°C),同様の最適pH(4及び4.5)の特異性定数を持つコロイド状キチンに対して類似した活性を示した。不溶性キチンの存在下では,ChCは高い活性(70%)を示し,著しく高い結合定数(700~倍)が得られた。分光学的研究はChit42のキメラは,いくつかの構造的変化,ChC構造のαヘリックスの減少を引き起こすことを示した。化学および熱安定性研究は,ChCはChit42よりもより安定な構造を有することを示唆した。結合データのHill分析は不溶性キチンの存在下で0.5と2μM以上以下ChC濃度で正の協同性支配と混合協同性を明らかにした。Chit42にChBDの添加は不溶性キチンにChCの結合能力を増強する構造変化を与え,その触媒効率を改善し,その熱的・化学的安定性を増加させることが示唆された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *キチナーゼ ,  結合部位 ,  霊菌 ,  融合 ,  真菌類 ,  コロイド ,  不溶性 ,  キチン ,  結合定数 ,  *キメラ ,  熱安定性
準シソーラス用語： 最適温度 ,  特異性 ,  αヘリックス ,  構造変化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (2件)： 強化 ,  研究