抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オプティカルディスク・アーカイブは,スリムなカートリッジに12枚の光ディスクを格納した大容量ITストレージと,スタンドアロン運用可能な小型ドライブを組み合わせた新世代の光ディスク型アーカイブシステムである。本稿では,まず,ソニーがなぜオプティカルディスク・アーカイブへと舵を切ったのかという開発の経緯を,LTOとの違いを含めて検証する。次に,メディア単体に目を向け,その優れた技術的特性について解説する。光ディスクを堅牢な箱に内蔵した事そのものが何よりの特長といえ,記録面がむき出しになっているという光ディスクの難点を解消しながら一枚当たりの容量の少なさという課題も同時にクリアしている。最後に,示されたロードマップに基づき,将来に向けた展開について述べる。