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J-GLOBAL ID：201502264578518963   整理番号：15A0202908

再結合対結合の基本的様相 2 二フッ化炭素および硫黄の再結合対結合ダイアド

Fundamental aspects of recoupled pair bonds. II. Recoupled pair bond dyads in carbon and sulfur difluoride

著者 (3件)： DUNNING Thom H. (Dep. of Chemistry, Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, 600 S. Mathews Avenue, Urbana, Illinois 61801, USA) ,  TAKESHITA Tyler Y. (Dep. of Chemistry, Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, 600 S. Mathews Avenue, Urbana, Illinois 61801, USA) ,  XU Lu T. (Dep. of Chemistry, Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, 600 S. Mathews Avenue, Urbana, Illinois 61801, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 3  ページ： 034114-034114-10  発行年： 2015年01月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第二配位子と分子の再結合対結合の間の結合生成は再結合対結合ダイアドを与える。CFおよびSFのa⁴Σ^-状態へのフッ素原子付加により生成したCF₂およびSF₂のa³B₁状態における再結合対結合を検討した。いずれの生成物も再結合対結合をもつが,両ダイアドは大きく異なる。SF₂では第二のFS-F結合は非常に強く(D_e=106.3kcal/mol),核間距離はSF(a⁴Σ^-)に比べてずっと短く(1.666Å vs 1.882Å),三個の原子はほぼ共線形(θ_e=162.7°)で線形へのポテンシャル障壁は(0.4kcal/mol)と小さい。CF₂でも第二のFC-F結合は非常に強い(D_e=149.5kcal/mol)が,結合はCF(a⁴Σ^-)状態に比べて僅かに短い(1.314Å vs 1.327Å)だけで,分子は大きく屈曲(θ_e=119.0°)し,線状への障壁は80.5kcal/molである。CF₂およびSF₂のa³B₁状態は2sおよび3p孤立電子対から生成した再結合対結合ダイアドの基本的な違いを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *脂肪族フッ素化合物 ,  *フッ化硫黄 ,  分子構造 ,  電子構造 ,  化学結合 ,  核間距離 ,  ポテンシャル障壁 ,  結合エネルギー ,  結合角
準シソーラス用語： C-F結合 ,  S-F結合 ,  ダイアド【分子構造】 ,  *フッ化炭素 ,  *再結合対結合

分類 (3件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  原子の電子構造  (BH02010V) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (4件)： フッ化炭素 ,  硫黄 ,  再結合 ,  ダイアド