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J-GLOBAL ID：201502264604411781   整理番号：15A0490491

コナラあて材形成に伴う木材性質および化学成分の変化

著者 (7件)： 相蘇春菜 (東京農工大) ,  相蘇春菜 (宇都宮大 農) ,  田中仕紗 (宇都宮大 農) ,  石栗太 (宇都宮大 農) ,  大島潤一 (宇都宮大 農) ,  飯塚和也 (宇都宮大 農) ,  横田信三 (宇都宮大 農)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.A17-P-F23  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,コナラ(Quercus serrata Murray)における,あて材形成に伴う組織学的特徴,木材性質および化学成分量の変化を調査し,単位体積あたりの化学成分の合成量を推定した。約20年生のコナラ1個体より円盤を採取し,樹幹の胸高部における傾斜上側(A),下側(C)および側方部(BおよびD)の4か所を材料として用いた。AおよびBでは負の表面解放ひずみ,CおよびDでは正の表面解放ひずみが認められた。横断面切片を塩化亜鉛ヨード染色した結果,Aにおいてゼラチン層の形成が認められたことから,引張あて材が形成されていることが確認された。化学成分分析の結果,あて材部において,クラーソンリグニン量の有意な減少が認められた。一方,木部量より,単位体積あたりのリグニンおよびホロセルロース合成量を算出した結果あて材部におけるリグニン合成量は,他の部位と比較してほとんど同じ値であったが,ホロセルロース合成量の増加が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： *コナラ ,  *木材 ,  *木材性質 ,  *成分 ,  セルロース ,  ヘミセルロース ,  混合物 ,  リグニン ,  呈色反応 ,  塩酸 ,  ナトリウム化合物 ,  亜塩素酸塩 ,  硫酸 ,  多価フェノール
準シソーラス用語： α-セルロース ,  *あて材 ,  ホロセルロース ,  亜塩素酸ナトリウム

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

物質索引 (1件)： フロログルシン

タイトルに関連する用語 (4件)： コナラ ,  あて材 ,  木材性質 ,  化学成分