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J-GLOBAL ID：201502264678692952   整理番号：15A0758918

モデル化合物としての2,2′-ビチオフェンのテラヘルツ吸収の分散補正第一原理計算

First-Principles Calculation of Terahertz Absorption with Dispersion Correction of 2,2′-Bithiophene as Model Compound

著者 (6件)： KIM Jongtaek (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol. (KAIST), Daejeon, KOR) ,  KIM Jongtaek (Korea Air Force Acad. (KAFA), Cheongju, KOR) ,  KWON O-Pil (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  JAZBINSEK Mojca (Zurich Univ. Applied Sci. (ZHAW), Winterthur, CHE) ,  PARK Young Choon (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol. (KAIST), Daejeon, KOR) ,  LEE Yoon Sup (Korea Advanced Inst. of Sci. and Technol. (KAIST), Daejeon, KOR)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 22  ページ： 12598-12607  発行年： 2015年06月04日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機材料のテラヘルツ領域の吸収特性の理論計算結果と実験結果の一致が十分でない理由が分散相互作用の無視または部分的な考慮にある可能性があるとして,結晶構造が簡単で単位格子当たりの原子数が少ない2,2′-ビチオフェンをモデル結晶として選び,分散相互作用を考慮したPBE-D2を含む密度汎関数などによる理論計算をVASPを利用して行なった。半経験的分散相互作用を考慮したPBE-D2を用いた場合に最も良い結果が得られ,133Kでの計算結果は9Kでの実験スペクトルと良い一致を示した。本研究の方法は,非線形光学有機結晶を用いたTHz発生分野への応用も期待されると結論した。

シソーラス用語： *テラヘルツ波 ,  *van der Waals力 ,  密度汎関数法 ,  結晶 ,  スペクトルシミュレーション ,  プログラムパッケージ ,  硫黄複素環化合物
準シソーラス用語： VASP【計算機プログラム】 ,  分散力 ,  密度汎関数理論計算 ,  有機結晶

分類 (2件)： 有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06033S) ,  チオフェン  (CF07074D)

物質索引 (1件)： 2,2′-ビチオフェン

タイトルに関連する用語 (3件)： モデル化合物 ,  テラヘルツ ,  第一原理計算