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J-GLOBAL ID:201502264791736192   整理番号:15A0457464

血清ステロールプロファイリングは小児肥満におけるコレステロール生合成の増加を明らかにする

Serum sterol profiling reveals increased cholesterol biosynthesis in childhood obesity
著者 (6件):
資料名:
巻: 149  ページ: 138-145  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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肥満小児における定量的ステロールプロファイリング及びそれらの臨床応用はまだ十分に明らかにされていない。本研究の目的は,血清コレステロールとその前駆体及び代謝産物の代謝変化と小児肥満の臨床特性との関連性を評価することである。6~14歳の全部で253人(肥満72,過体重39,正常72;少女147,少年106)を募集した。身体計測,身体構成及び空腹時全脂質プロファイルを測定した。遊離画分の20ステロールの血清中濃度をガスクロマトグラフィー-質量分析ベースの代謝産物プロファイリングにより分析した。各群間に全コレステロール及びLDL-コレステロールの有意差はなかった。主なコレステロール前駆体のラノステロール(P<0.02)及びラトステロール(P<0.0001)の血清レベルは肥満小児が有意に高かった。加えて,それらはウエスト/ヒップ比,体脂肪率及び体脂肪量と正の相関があった。ラノステロール及びラトステロールのコレステロールに対する代謝比も評価し(ともに,P<0.01),小児肥満におけるコレステロール生合成のアップレギュレーションを示した。対照的に,植物ステロールの吸収は肥満小児における代償的低下を示す傾向にあった。遊離コレステロールと全及びLDLコレステロールとの間の相関(r>0.760,P<0.001)が観察されたが,それらはHDLコレステロールとの相関はなかった。全コレステリルエステルはトリグリセリドと密接な相関があった(r=0.763,P<0.001)。定量結果は,小児肥満はコレステロール生合成を増加させるが,全体のコレステロールホメオスタシスを維持することを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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小児科学一般  ,  脂質の代謝と栄養 
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