文献

J-GLOBAL ID：201502264844373666   整理番号：15A0755355

ヘキサブロモレニウム(IV)酸塩の磁気的挙動におけるプロトン化有機カチオンとアニオン-π相互作用の効果

Effect of Protonated Organic Cations and Anion-π Interactions on the Magnetic Behavior of Hexabromorhenate(IV) Salts

著者 (5件)： MARTINEZ-LILLO Jose (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  PEDERSEN Anders H. (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  FAUS Juan (Univ. de Valencia, Valencia, ESP) ,  JULVE Miguel (Univ. de Valencia, Valencia, ESP) ,  BRECHIN Euan K. (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 15  号： 6  ページ： 2598-2601  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2種類の新しいRe^IV化合物,(Hbpym)₂[Re^IVBr₆]・4H₂O(1)と(H₄biim)[Re^IVBr₆]・4H₂O(2)[Hbpym⁺=2,2′-ビピリミジニウムカチオン,H₄biim²⁺=2,2′-ビイミダゾリウムカチオン]を合成して,それらの磁気構造学的特徴を調べた。その結果,1と2は異なる結晶充填を示し,Re-Br...Br-Re,Re-Br...(H₂O)...Br-Re(1と2)およびRe-Br...π...Br-Re(2)のような弱い分子間接触の存在が著しく異なる磁気特性をもたらすことがわかった。1は反強磁性化合物であるが,2は強磁性化合物である。これらの結果は強磁性的に結合したRe(IV)化合物の直接的合成過程を示唆している。

シソーラス用語： *窒素複素環化合物 ,  *第四アンモニウム ,  化学合成 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  *結晶充填 ,  ネットワーク構造 ,  核間距離 ,  *磁化率 ,  温度依存性 ,  超低温 ,  反強磁性 ,  強磁性
準シソーラス用語： *ヘキサブロモレニウム酸塩

分類 (3件)： 第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  有機化合物の磁性  (BM06070A)

物質索引 (2件)： 1-アゾニア-2,2′-ビピリミジン ,  3,3′-ジアゾニア-2,2′-ビ[1H-イミダゾール]

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸 ,  塩 ,  磁気的挙動 ,  プロトン化 ,  有機カチオン ,  アニオン-π相互作用