文献

J-GLOBAL ID：201502264857992152   整理番号：15A0466352

様々な集電子を備えたLiイオン電池のα-Fe₂O₃電極の電気化学的性能に対する研究と分析

Research and analysis on electrochemical performances of α-Fe₂O₃ electrode in Li-ion battery with different current collectors

著者 (3件)： HUANG Lihong (Center for Advanced Materials and Energy, Xihua Univ., Chengdu 610039, CHN) ,  MIN Zhonghua (Center for Advanced Materials and Energy, Xihua Univ., Chengdu 610039, CHN) ,  ZHANG Qinyong (Center for Advanced Materials and Energy, Xihua Univ., Chengdu 610039, CHN)
資料名： Materials Research Bulletin  (Materials Research Bulletin)
巻： 66  ページ： 39-44  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： B0954A  ISSN： 0025-5408  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究で,著者らは,ロッド様構造のα-Fe₂O₃微粒子の簡単な合成について報告した。リチウムイオン電池の電極材料としての評価で,Cu発泡体が集電子の調製したままのα-Fe₂O₃電極は,Cu箔とNi発泡体よりも高い415mAh g^-1の可逆容量と30サイクル後でも安定したサイクル性能を示した。様々な集電子(Cu箔,Cu発泡体およびNi発泡体)を用いたα-Fe₂O₃の電気化学的性能の比較研究を詳細に検討した。著者らの結果では,Cu発泡体が集電子のα-Fe₂O₃電極の向上した電気化学的挙動は,その特有の電極構造,すなわち,多孔性,優れた電気伝導率,電極材料との密接な付着によるものだった。それにより,電解質の容易なアクセシビリティとリチウムイオンの高速輸送をもたらし,特に重要なことは,体積膨張による集電子からの活性材料の剥離を回避したことである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *集電装置 ,  *リチウムイオン電池 ,  *酸化鉄 ,  *電極 ,  微粒子 ,  銅 ,  多孔質体 ,  箔 ,  ニッケル ,  容量 ,  サイクル ,  多孔性 ,  電気伝導率 ,  付着 ,  電解質 ,  アクセシビリティ ,  イオン輸送 ,  カチオン ,  膨張 ,  剥離
準シソーラス用語： リチウムイオン ,  集電子 ,  体積膨張 ,  電気化学的性能 ,  発泡体

分類 (3件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電解装置  (XE02030E) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

タイトルに関連する用語 (8件)： 集電子 ,  Li ,  イオン ,  電池 ,  Fe2O3 ,  電気化学的性能 ,  研究 ,  分析