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J-GLOBAL ID:201502264961633733   整理番号:15A0589761

蓄積基質の窒素とリンの濃度との関係における同時増殖による混合培養バイオマス中のポリヒドロキシアルカン酸(PHA)蓄積

Polyhydroxyalkanoate (PHA) storage within a mixed-culture biomass with simultaneous growth as a function of accumulation substrate nitrogen and phosphorus levels
著者 (6件):
資料名:
巻: 77  ページ: 49-63  発行年: 2015年06月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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PHA蓄積に対する混合微生物培養バイオマスの応答について,複雑な(発酵ホエー透過液FWP)ないし簡単な(酢酸)有機原料の供給に関連し,広範囲の窒素(N)とリン(P)の相対比で評価した。給液のN/COD比とP/COD比を,栄養飢餓から栄養過剰の範囲で変化させ,回分オンデマンド供給PHA蓄積実験を,行った。FWP安定PHA蓄積性能の長い履歴を持つ,パイロット規模の好気性逐次回分反応器で生産した,栄養-飢饉富化(活性スラッジ)バイオマスを,すべての実験で参照材料として用いた。P/COD=8mg/gでN/CODが2,5,15,70mg/gと,模擬栄養飢餓条件を,適用した。酢酸蓄積について,栄養飢餓,N/COD変化,P/COD変化で評価した。N/COD2~15mg/gとP/COD0.5~3mgのNとPの制限の組合せ最適範囲が,栄養飢餓での生産性改善をもたらすと考えられた。生産性は,PHA蓄積活性を上回る増殖応答のリスクを見ることなく,PHA蓄積バイオマスの活発なバイオマス増殖により増加した。初期活性バイオマスに対するPHA生産は,栄養飢餓と比べて,過剰な栄養添加でかなり高かった。24-h PHA生産性は,栄養飢餓供給原料での初期活性バイオマス1g当たり1.35g-PHAから,4倍高まった。栄養添加の有無にかかわらず,バイオマスは,同様で顕著にPHAを蓄積した。繰返し実験結果に基づくと,現存バイオマスの最大PHA含有量の変動の一部は,バイオマスの初期生理状態の違いによるもので,供給栄養添加の変化によるものではなかった。混合培養に対する蓄積プロセス生産速度が,バイオマスが最大PHA含有量に達した後,長く維持されることを見出した。適用した回分オンデマンド供給法では,活性バイオマス増殖が,バイオマスのPHA蓄積表現型画分に概ね規制されると,解釈できた。本研究で,多様な揮発性脂肪酸に富む供給原料を用いた混合培養PHA生産の実用見通しを示した。廃棄物産業や都市有機廃棄物から得られるこうしたVFA供給源は,制限から過剰の濃度範囲の栄養を含む。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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微生物,組織・細胞培養による物質生産一般 
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