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J-GLOBAL ID：201502264992852417   整理番号：15A0453186

マジックサイズクラスタ中間体経由でのInP量子ドットの2ステップ核生成と成長

Two-Step Nucleation and Growth of InP Quantum Dots via Magic-Sized Cluster Intermediates

著者 (5件)： GARY Dylan C. (Univ. Washington, Washington, USA) ,  TERBAN Maxwell W. (Columbia Univ., New York, USA) ,  BILLINGE Simon J. L. (Columbia Univ., New York, USA) ,  BILLINGE Simon J. L. (Brookhaven National Lab., New York, USA) ,  COSSAIRT Brandi M. (Univ. Washington, Washington, USA)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 27  号： 4  ページ： 1432-1441  発行年： 2015年02月24日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カルボキシレート-キャッピングInPマジックサイズクラスタ(MSC)が,分子前駆体からInP量子ドット(QD)の成長過程にとって重要な中間体であることを明らかにした。MSCの安定性が,QDの低温成長プロセスのなかで広く利用されているアミンなどの添加物の存在に強く依存するとわかった。そして,MSCの熱力学的な安定性,光吸収スペクトルおよびコア構造が配位子集合の選択次第で変わる。このMSCの単独ソース前駆物質(SSP)としての利用を,非配位溶媒内への孤立クラスタの加熱注入により評価した。MSC利用の簡便さは,グラムスケールで分離可能なことからも,InP-QDの核形成と結晶成長に有用性が明らかである。MSCは古典核生成理論に頼っていては想定外であるが,InP-QD成長の重要な中間体物質である。本報告に述べた2ステップ核生成モデルがInP以外にも役立つことを期待する。

シソーラス用語： *クラスタ分子 ,  分子サイズ ,  *中間体 ,  合成中間体 ,  リン化インジウム ,  *半導体材料 ,  *量子ドット ,  *核形成 ,  *結晶成長 ,  魔法数 ,  NMRスペクトロメータ ,  核構造 ,  配位子場 ,  カルボン酸塩 ,  モデリング ,  水溶液 ,  反応温度 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  *スペクトロスコピー
準シソーラス用語： カルボキシレート ,  核生成

分類 (1件)： 半導体の結晶成長  (BK13040X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 中間体 ,  InP ,  量子ドット ,  核生成 ,  成長