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J-GLOBAL ID：201502265128047991   整理番号：15A0535354

[楽しく暮らす コミュニケーション]コミュニケーションを重視した住まい 二人で暮らす家

著者 (1件)： 松山千晶 (嘉藤建築設計事務所)
資料名： 住まいとでんき  (Amenity & Ecology)
巻： 27  号： 5  ページ： 9-12  発行年： 2015年05月01日 
JST資料番号： L0758A  ISSN： 2187-8412  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コミュニケーションを重視した住まいの例を紹介した。はじめに,二人で暮らす家として,子供が巣立った後の老後の二人暮らしの例を示した。最小単位の二人が仲良く暮らせる住まいの工夫として,ダイニングセットはコーナーベンチ型であり,二人が一緒にできることと別々にしたいことに対応した住まいにした例を示した。次に,子育て世代の親子の例を示した。子供の勉強に集中してほしいと言う理由で個室を与えると親子のコミュニケーションが失われる例が多いので,ダイニングキッチンの一角に出窓を利用したスタデイコーナーを設ける例,ダイニングキッチンと二階をつなぐ吹き抜けの例,子供部屋とリビングルームをつなぐ小窓の例などを示した。引き続き,二世帯住宅として二つの家族が上手にコミュニケーションをとり,然もプライバシーを守る例を示した。一階は親世代,二階・三階は子供世帯として,玄関,キッチン,トイレ,洗面所,浴室も別々と言う完全分離型の二世代住宅の例である。階段室でつながった共有スペースの活用,断熱材の活用による防音性能の発揮によるプライバシーの確保などを示した。また,コミュニケーションを潤滑にするために灯りの工夫として,照明器具の色温度にも配慮することを示した。

シソーラス用語： *独立住宅 ,  *コミュニケーション ,  *家族構成 ,  *平面計画 ,  寝室 ,  家具 ,  育児 ,  厨房 ,  居間 ,  照明器具 ,  色温度 ,  調光 ,  窓 ,  プライバシー

分類 (2件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

タイトルに関連する用語 (4件)： コミュニケーション ,  重視 ,  住まい ,  家