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J-GLOBAL ID:201502265161057285   整理番号:15A0592147

脳疾患治療改善ツールとしてのsiRNA: メカニズム,標的,及びデリバリー

siRNA as a tool to improve the treatment of brain diseases: Mechanism, targets and delivery
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  ページ: 43-54  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: W1685A  ISSN: 1568-1637  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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集団の高齢化は,神経変性疾患や脳腫瘍などの脳疾患発生率を増加させ,最高に有効な治療法の開発が必要となる。中枢神経系(CNS)へのドラッグデリバリーは病原部位への到達と治療に必須である。しかし,生物学的障壁,主に血液脳関門(BBB)は脳への化合物潅流を強く制限して可能的治療有効性を妨げる主要障害である。過去数十年にわたり,BBBとその排出トランスポーター克服に向けた新規アプローチが提案されてきた。本稿で述べたこれらアプローチの一つは,特に単一遺伝子を標的とし,転写後サイレンスが可能な低分子干渉RNA(siRNA)によるものである。BBBにはsiRNAを標的とし,輸送かまたは緻密性に寄与する異なる可能的機能性蛋白質がある。効果的サイレンシングと同等に重要なことは,作用する解剖学的部位へのsiRNAデリバリー法である。その方法はナノテクノロジーに基づくシステムで,siRNA循環を保護し,細胞/組織標的化と細胞内siRNAデリバリーを助け得る。脳疾患発生およびCNSとBBBとその排出ポンプの基本的な機能につき概観し,さらに本レビューはsiRNAの脳デリバリーの最近の戦略と,脳疾患治療のためこれらのアプローチを如何に具体的に標的化するかに焦点を当てる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物薬剤学(基礎)  ,  神経の基礎医学 

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