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J-GLOBAL ID：201502265221562987   整理番号：15A0671764

超相対論的重イオン衝突におけるグルオン異方性による直接光子の偏極

Polarization of direct photons from gluon anisotropy in ultrarelativistic heavy ion collisions

著者 (4件)： BAYM Gordon (Univ. Illinois, IL, USA) ,  BAYM Gordon (RIKEN, Saitama, JPN) ,  HATSUDA Tetsuo (RIKEN, Saitama, JPN) ,  HATSUDA Tetsuo (Univ. Tokyo, Chiba, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2015  号： 3  ページ： 031D01 (WEB ONLY)  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超相対論的重イオン衝突におけるグルオン分布の運動量異方性が,グルオン-クォークCompton散乱およびクォーク-反クォークのグルオン-光子対への消滅で生成された直接光子の偏極をどのように引き起こすかを示した。Compton過程により偏極異方性を試行模型で評価し,その値が10%以上であることを見出した。この模型では偏極光子は,散乱中心がBjorkenブースト不変流とともに運動する重いクォークにより散乱された熱グルオンから生成される。直接生成される光子の偏極測定は,衝突の初期段階におけるグルオン圧力の異方性に関して光を当てると結論づけた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *衝突型加速器 ,  散乱 ,  素粒子相互作用 ,  *グルオン ,  異方性 ,  *重イオン衝突 ,  重いクォーク
準シソーラス用語： *RHIC ,  クォーク-反クォーク散乱 ,  重イオン-原子核散乱 ,  *相対論的重イオン衝突

分類 (1件)： 核子による反応・散乱  (BG04040N)

引用文献 (18件)：

• D. Samtleben, S. Staggs, and B. Winstein, Ann. Rev. Nucl. Part. Sci. 57, 245 (2007) [arXiv:0803.0834 [astro-ph]] [Search inSPIRE].
• P. Stankus, Ann. Rev. Nucl. Part. Sci. 55, 517 (2005).
• A. Adare et al. [PHENIX Collaboration], Phys. Rev. Lett. 104, 132301 (2010) [arXiv:0804.4168 [nucl-ex]] [Search inSPIRE].
• A. Adare et al. [PHENIX Collaboration], Phys. Rev. Lett. 109, 122302 (2012) [arXiv:1105.4126 [nucl-ex]] [Search inSPIRE].
• B. Schenke and M. Strickland, Phys. Rev. D 76, 025023 (2007).

タイトルに関連する用語 (5件)： 相対論的重イオン衝突 ,  グルオン ,  異方性 ,  光子 ,  偏極