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J-GLOBAL ID：201502265272921370   整理番号：15A0331498

緩和時間がLi-イオン電池のサイクル性能に及ぼす効果

Effect of Relaxation Periods over Cycling Performance of a Li-Ion Battery

著者 (2件)： RASHID Muhammad (Indian Inst. of Technol. Delhi, New Delhi, IND) ,  GUPTA Amit (Indian Inst. of Technol. Delhi, New Delhi, IND)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 162  号： 2  ページ： A3145-A3153  発行年： 2015年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究はLi-イオン電池をより高容量および高電圧で充放電サイクルを行うことを目指して,充放電後の緩和時間(休止時間)が電池のサイクル性能に及ぼす効果を調べた。著者らは,各充電および放電の完了の後で開回路状態の継続がLi-イオン電池の性能に及ぼす効果について解析するとともに定量化した。種々の長さの緩和時間による炭素電極におけるSEI形成の数学的モデルを使用し,パラメータ研究を行った。結果として,放電の後で電池を緩和することによって電池性能への大きな効果が示されるが,充電の後では緩和の効果は僅かであることが分かった。放電末の電池に対する十分に長い緩和によって,負極の固体マトリックス中でのリチウムのより高い濃度,および正極におけるリチウムのより低い濃度がもたらされ,その後のサイクルにおける放電時に,より高い電池電圧がもたらされることが示された。放電後の長い緩和時間に続く電池の充電によって,サイクル可能なリチウムのより良好な利用がもたらされた。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *性能 ,  *緩和時間 ,  停止時間 ,  高電圧 ,  電池容量 ,  充放電サイクル ,  時間依存性 ,  開路 ,  継続時間 ,  *炭素電極 ,  界面 ,  *数学モデル ,  数値解析 ,  アノード ,  カソード ,  リチウム ,  濃度分布 ,  マトリックス【母体】 ,  最適化 ,  *シミュレーション
準シソーラス用語： SEI ,  *サイクル性能 ,  パラメータ研究

分類 (4件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  固-液界面  (CB12050B) ,  二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 緩和時間 ,  Li ,  イオン ,  電池 ,  サイクル性能