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J-GLOBAL ID：201502265340631407   整理番号：15A0225666

フッ素化側鎖を用いる樹状ペプチド両親媒性物質のpHにより触発される自己集合のチューニング

Tuning the pH-triggered self-assembly of dendritic peptide amphiphiles using fluorinated side chains

著者 (6件)： APPEL Ralph (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  APPEL Ralph (Center for Nanotechnology (CeNTech), Muenster, DEU) ,  TACKE Sebastian (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  KLINGAUF Juergen (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  BESENIUS Pol (Westfaelische Wilhelms-Univ. Muenster, Muenster, DEU) ,  BESENIUS Pol (Center for Nanotechnology (CeNTech), Muenster, DEU)
資料名： Organic & Biomolecular Chemistry  (Organic & Biomolecular Chemistry)
巻： 13  号： 4  ページ： 1030-1039  発行年： 2015年01月28日 
JST資料番号： A0499C  ISSN： 1477-0520  CODEN： OBCRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疎水性中心部と親水性デンドロン部を持つアニオン性樹枝状ノナ-フェニルアラニンペプチド両親媒性物質(1),同じ樹枝状ノナ-フェニルアラニン中心部と周辺部カルボン酸Newkomeデンドロンとを非極性ヘキシルリンカーで結んだ両親媒性物質(2)を合成した。またO-アリルチロシンを含む(2)の類縁体と2,2,2-トリフルオロメタンチオールとのチオール-エン型クリック反応により,フッ素化樹枝状ペプチド両親媒性物質(3)を合成した。これらの水溶液のCDをイオン強度とpHを変え測定した結果,(1)は強度が変化せず超分子構造を形成しなかった。(2)はイオン強度が上がるとpHに関係なくCD強度が増加した。(3)はpH7.4で同様の変化を示したが,酸性側では変化しなかった。イオン強度/pH/集積度の関係を示す状態図を作成した。(3)はpHおよびイオン強度により10~50nmのナノロッド様の一次元超分子ポリマーを生成した。

シソーラス用語： *フッ素化 ,  *ペプチド ,  *化合物 ,  *両親媒性 ,  pH依存性 ,  *自己集合 ,  円偏光二色スペクトル ,  イオン強度 ,  pH【水素イオン指数】 ,  ナノロッド ,  状態図 ,  一次元 ,  *重合体
準シソーラス用語： *超分子ポリマ ,  *両親媒性物質

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  多成分系の相平衡・状態図一般  (CB03014B)

物質索引 (2件)： 1,1′,1′′-(ベンゼン-1,3,5-トリイル)トリス[(3S,6S,9S)-3,6,9-トリベンジル-11-[1,1-ビス(3-オキソ-3-ヒドロキシプロポキシメチル)-2-(3-オキソ-3-ヒドロキシプロポキシ)エチル]-2,5,8,11-テトラアザウンデカン-1,4,7,10-テトラオン] ,  1,1′,1′′-(ベンゼン-1,3,5-トリイル)トリス[(3S,6S,9S)-3,6,9-トリベンジル-11-[6-オキソ-6-[1,1-ビス(3-オキソ-3-ヒドロキシプロポキシメチル)-2-(3-オキソ-3-ヒドロキシプロポキシ)エチルアミノ]ヘキシル]-2,5,8,11-テトラアザウンデカン-1,4,7,10-テトラオン]

タイトルに関連する用語 (7件)： フッ素化 ,  側鎖 ,  ペプチド ,  両親媒性物質 ,  pH ,  自己集合 ,  チューニング