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J-GLOBAL ID:201502265508519489   整理番号:15A0409397

2014年8月20日の豪雨による広島市の土石流災害の被害状況とその特徴

著者 (2件):
資料名:
号: 119  ページ: 39-45  発行年: 2015年02月16日 
JST資料番号: L1551A  ISSN: 0911-6451  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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標記災害では,広島市安佐南区・安佐北区を中心に166箇所以上で土砂災害が発生し,死者74名,物的被害5,236棟等の甚大な被害がもたらされた。当稿では緊急的に行った現地調査の結果を踏まえて災害の被害状況及びその特徴についてまとめたほか,その現象について考察した。当災害における土砂流の特徴から,発生した土砂流災害は以下のような現象であったと推測される。すなわち,1)地表1m程度の深さで岩石が強く風化してできた土砂が短時間の強い雨によって,表層崩壊を起こす。2)崩壊した土砂が谷筋に沿って流れ下り,岩脈や断層によって壊れやすくなっていた谷筋の岩石や土砂を広く深く浸食して巻き込みながら大量の土砂流となって流下する。3)大量の土石流が下流の住宅地域を襲う。土砂流堆積物の堆積構造を見ると複数回の土砂流が到達した地域も存在する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (8件):
  • 総務省消防庁 (2014) : 8 月19日からの大雨等による広島県における被害状況及び消防の活動等について (第43報)、http://www.fdma.go.jp/bn/2014/(参照日2014年11月21日).
  • 土志田正二・新井場公徳・斎藤眞・川畑大作 (2014) : 2014年 8 月20日の豪雨により発生した広島市の斜面崩壊、日本地すべり学会誌、No.51, No.6, 256-259.
  • 気象庁 (2014a) : 平成26年 8 月19日から20日にかけての広島県の大雨広島市関連の気象情報、http://www.jma.go.jp/jma/menu/h26hiroshima-menu.html (参照日2014年11月 4 日).
  • 気象庁( 2014b) : 過去の気象データ検索、http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php.
  • 産業技術総合研究所地質調査総合センター (編)(2014) : 20万分の 1 日本シームレス地質図 2014年 1 月14日版.
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