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J-GLOBAL ID:201502265558275629   整理番号:15A0694062

Alzheimer病に対する潜在的天然産物:タウ及びアミロイドβ前駆体蛋白質の配列内リボソーム侵入部位を用いた標的探索

Potential Natural Products for Alzheimer’s Disease: Targeted Search Using the Internal Ribosome Entry Site of Tau and Amyloid-β Precursor Protein
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 8789-8810 (WEB ONLY)  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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アミロイド前駆体蛋白質(APP)の過剰発現及びタウ蛋白質の過剰リン酸化はAlzheimer病(AD)の原因の理解において重要である。結果として,APP及びタウ蛋白質両者の発現の調節はADとの戦いにおける一つの重要な方法である。APP及びタウ蛋白質は転写,翻訳及び蛋白質構造統合性のレベルで標的化される。本論文は,N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体アンタゴニストであるメマンチンの作用機序を識別するために,β-ガラクトシダーゼ遺伝子(キャップ依存性)及び分泌アルカリ性ホスファターゼ(SEAP)(キャップ非依存性)に隣接したAPPあるいはタウ配列内リボソーム侵入部位(IRES)要素のどちらかを含む2シストロン性ベクター利用を報告した。その結果,メマンチンが,β-ガラクトシダーゼアッセイによりモニターしたようにキャップ依存性翻訳を妨害することなく,~10μMの濃度(SEAP活性によりモニターした)でAPP及びタウIRES両者の活性を低下させることを示した。神経芽腫(N2A)及びラット海馬細胞におけるタウ蛋白質のウェスタンブロット分析により,タウ蛋白質の発現の停止を確認した。またこの方法を用いて,APP及びタウの両IRESにおいてメマンチンと同様に機能する,Lactobacillus spp.と共に発酵したBoussingaultia baselloides(madeira-vine)の抽出物であるNB34と命名した標品を同定した。水迷路試験により,NB34がアポリポ蛋白質Eノックアウト(ApoE-/-)マウスにおける高脂肪餌料誘導神経変性の空間記憶を改善することを示した。これらの結果から,2シストロン性ベクターが,ADの治療及び維持に対する有望な化合物の機構的作用のスクリーニング及び構築における簡便かつ効果的なプラットフォームを提供することを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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全身麻酔薬の基礎研究  ,  生物科学研究法一般  ,  植物の生化学 
物質索引 (1件):
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