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J-GLOBAL ID：201502265646683753   整理番号：15A0429835

逐次分別,P K端XANES,および溶液P NMR分光分析を使用した長期圃場における土壌残留リン変換の研究

Investigation of Soil Legacy Phosphorus Transformation in Long-Term Agricultural Fields Using Sequential Fractionation, P K-edge XANES and Solution P NMR Spectroscopy

著者 (5件)： LIU Jin (Semiarid Prairie Agricultural Res. Centre (SPARC), Agriculture and Agri-Food Canada, Saskatchewan, CAN) ,  HU Yongfeng (Univ. Saskatchewan, Saskatchewan, CAN) ,  YANG Jianjun (Univ. Delaware, Delaware, USA) ,  ABDI Dalel (Univ. Laval, Quebec, CAN) ,  CADE-MENUN Barbara J. (Semiarid Prairie Agricultural Res. Centre (SPARC), Agriculture and Agri-Food Canada, Saskatchewan, CAN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 49  号： 1  ページ： 168-176  発行年： 2015年01月06日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カナダのSaskatchewanの区画を使用して,1967年~1995年におけるP施肥とその後の1995年~2010年におけるP施肥もしくはP施肥休止による土壌Pを表層土および地表下層で特性評価した。サンプルは逐次分別,P K端X線吸収端近傍構造(XANES),および溶液³¹P核磁気共鳴分光分析(P NMR)を使用して分析した。28年間の残留Pはコムギ栽培に十分で2010年における作物収率に有意差がなかった。表層土壌では,土壌Pは施肥しない区画で著しく低減し,アルミニウム(水酸化)酸化物に関連した無機Pの減衰を反映した。施肥しない土壌におけるカルシウムに関連したPの低減と,施肥および施肥しない表層土壌における鉄(水酸化)酸化物に関連したPの増大も明らかにした。P施肥を休止した表層土壌において,有機Pおよびオルトリン酸ジエステルが増大してイノシトール6リン酸が蓄積していることを示した。地表下土壌では,残留Pの変換はわずかであった。

シソーラス用語： 土壌汚染 ,  栄養塩類 ,  負荷 ,  *リン ,  *土壌化学特性 ,  *施肥 ,  表層土 ,  地中 ,  作物収量 ,  コムギ ,  水酸化アルミニウム ,  酸化アルミニウム ,  カルシウム ,  酸化鉄 ,  水酸化鉄 ,  リン酸 ,  無機酸エステル ,  圃場 ,  残留性 ,  生成物 ,  XANES ,  リン31NMR ,  カナダ ,  深さ分布 ,  糖アルコール ,  イノシトールリン酸
準シソーラス用語： Saskatchewan ,  リン酸エステル類 ,  *リン施肥 ,  栄養塩負荷 ,  逐次抽出 ,  長期試験 ,  *長期変動 ,  肥料成分 ,  変換生成物

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  土壌化学  (FB04040C)

物質索引 (1件)： イノシトール6りん酸

タイトルに関連する用語 (11件)： 分別 ,  XANES ,  溶液 ,  NMR ,  分光分析 ,  長期 ,  圃場 ,  土壌 ,  残留 ,  リン ,  研究