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J-GLOBAL ID:201502265729624732   整理番号:15A0613735

栽培種リクチワタ(Gossypium hirsutum TM-1)のゲノム配列がゲノムの進化を明らかにする

Genome sequence of cultivated Upland cotton (Gossypium hirsutum TM-1) provides insights into genome evolution
著者 (40件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 524-530  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リクチワタ(Gossypium hirsutum)は,その複雑な四倍体(AtDt)ゲノムのために塩基配列解読が容易でないことが分かっている。今回我々は,181倍のペアエンド配列を用い,5倍のBAC-to-BAC配列および高分解能の遺伝子地図も援用することにより,概要ゲノムを得た。今回のアセンブリーでは,AtDtゲノムの89.6~96.7%をカバーする2173Mbのスキャフォールドの88.5%に関して,偽染色体26本の上で位置および向きが確認された。このリクチワタAtDtゲノムと,解読済みの二倍体Gossypium arboreum(AA)およびGossypium raimondii(DD)のゲノムの比較から,遺伝子の順序が保存されていることが明らかにされた。AtDtゲノムの67.2%は反復配列が占めており,Dt由来の転移因子はAt由来のものと比較して活動的とみられた。AtDtのゲノムサイズは,異質倍数化後に縮小していた。AゲノムまたはAtゲノムは,繊維形質に関する正の選択を受けていたと考えられる。セルロースシンターゼ(CesA)ならびに1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸オキシダーゼ1および3(ACO1,3)の異なる調節機構の協調進化は,G.hirsutumの繊維生産の促進に重要と考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  遺伝子の構造と化学  ,  作物の品種改良 

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