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J-GLOBAL ID:201502265748857101   整理番号:15A0646533

温熱療法用の磁気鉄心/シェルナノ粒子の加熱における感受率の損失: 形状とサイズ効果のモンテカルロ研究

Susceptibility losses in heating of magnetic core/shell nanoparticles for hyperthermia: a Monte Carlo study of shape and size effects
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 17  ページ: 7753-7762  発行年: 2015年05月07日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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磁性ナノ粒子の加熱性質の最適化は温熱療法応用にとり非常に重要である。最近の実験結果はコアシェルナノ粒子が現在使用されている磁性酸化物と比較して比吸収率(SAR)を増加させることを示している。本稿では,線形Neel-Brown緩和モデルに基づく現象論的モデルを開発し,強磁性(FM)コア/フェリ磁性(FiM)シェルモルフォロジーをもつ複雑なナノ粒子中の感受率損失によりSARを計算した。メトロポリスアルゴリズムを組み込んだモンテカルロ(MC)シミュレーション法を用いて界面活性剤層により被覆した複雑な強磁性/フェリ磁性ナノ粒子の磁化挙動に対する形状とサイズ効果を調べた。シミュレーション結果により,複雑なFM/FiMナノ粒子が純粋フェリ磁性より高いSAR値を与え,これが磁心飽和磁化によることを示した。打切アルキメデス14面体形状をもつナノ粒子は最高SAR値を与え,立方晶は最低SAR値を与えた。界面活性剤厚みの減少はSAR値の増加をもたらした。これらの結果はFe/Fe3O4ナノ粒子の実験結果と一致し,コアシェルモルフォロジーをもつ複雑なナノ粒子が温熱療法の加熱特性を最適化することを確認した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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腫ようのその他の治療法  ,  原子・分子のクラスタ  ,  金属結晶の磁性 

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