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J-GLOBAL ID:201502265771225287   整理番号:15A0648535

調節性T細胞の誘導及び維持のためのCD4標的ナノ粒子を用いたTGF-βとIL-2のパラクリン同時デリバリー

Paracrine co-delivery of TGF-β and IL-2 using CD4-targeted nanoparticles for induction and maintenance of regulatory T cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 59  ページ: 172-181  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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サイトカイン環境は,エフェクターT細胞(Teff)又は癌及び自己免疫疾患の進行に関与する調節性T細胞(Treg細胞)のサブセットに向けて系譜発生の統合のために重要である。重要なことには,Treg細胞のサブセットの適合と生存はサイトカインインターロイキン-2(IL-2),トランスフォーミング増殖因子β(TGF-β)に依存する。これらのサイトカインの産生は炎症誘発性の微小環境において,Tregの攻撃的エフェクター細胞への転換の可能性を増大させる自己免疫を障害した。可溶性TGF-β及びIL-2投与を用いた治療は,サイトカインの毒性多面的効果によって,それ故にCD4+T細胞標的への生物学的利用を妨げられる。したがって,これらは増強されたTregの安定性,頻度および数を導き,自己免疫及び炎症におけるサイトカイン環境を整える戦略のために明らかに必要である。本研究では,CD4+細胞を標的にしてTGF-β及びIL-2を充填した不活性な生分解性ナノ粒子(NP)が,in vitroでCD4+ Tregを誘導し,in vivoでその数を拡大することができることを示した。サイトカイン充填NPを伴って誘導されたTregの安定性は炎症誘発性サイトカインの存在下でさえも,それらの抑制表現型の維持につながって増強された。本結果は,炎症及び自己免疫疾患の細胞免疫療法のために必須なTregを安定化し,拡張するためのナノキャリアに基づくアプローチの重要性を強調した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  免疫反応一般 

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