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J-GLOBAL ID：201502265787988949   整理番号：15A0670290

環境対策ガイド2015 製紙用パルプから製造したナノセルロースの特徴およびその用途開発事例について

著者 (1件)： 大川淳也 (大王製紙)
資料名： 紙パルプ技術タイムス  (Japanese Journal of Paper Technology)
巻： 58  号： 6  ページ： 41-44  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： Y0280A  ISSN： 0453-1507  CODEN： KPGTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 製紙用パルプから製造したナノセルロース(NC)の特徴,ならびに用途開発事例としてガスバリア紙の開発,熱可塑性樹脂補強用NCの開発の2つを紹介した。大王製紙株式会社が開発したNCは,環境に配慮した材料である木材(植林木,製材廃材,間伐材)や古紙から抽出される各種製紙用パルプをナノサイズまで微細化処理したものである。NCは,木質バイオマスの材料利用を促進するとともに,化石資源の使用量を削減可能である。NC複合化ポリプロピレンの自動車部材(インストゥルメントパネル,バンパー)は,曲げ弾性率や引張弾性率の向上が達成可能である。

シソーラス用語： *セルロース ,  *ナノ構造 ,  *製紙用パルプ ,  ガスバリヤ性 ,  補強材料 ,  ナノ複合材料 ,  木質バイオマス ,  塗工紙 ,  弾性係数 ,  引張強さ
準シソーラス用語： *ナノセルロース ,  曲げ弾性率 ,  植物バイオマス

分類 (3件)： 多糖類  (CF10054P) ,  木材化学  (FF05040V) ,  パルプ原料とその調製  (YL02010E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境対策 ,  製紙用パルプ ,  ナノセルロース ,  用途開発